グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

金融庁の「老後資金2000万円必要」報告に思う(その4)

2019年06月15日 | 政治・経済・社会問題
昨日の衆院財務金融委員会で財務相が件の報告書について「不安の煽った」として相変わらずその受け取り拒否を正当化していた。
あの報告書は「不安を煽った」のではなく「令和のノー天気な世に警鐘を鳴らした」という意味でむしろ称賛されるべきだと思うのだが政府与党の皆さんには「来るべき選挙戦にマイナスになる元凶」と映っているようである。
財務相は「今後の議論を止めるつもりもない」と語っていたがそうではないだろう。
むしろ議論を積極的に発展させ国民の不安を払拭していく必要があるのではないか。
金融庁の担当局長は例によって平謝りの連続だが逆に全く謝罪など必要ないと思う。
さらに丁寧な説明を加えていけばいいだけなのだ。
謝るだけではせっかく多忙を抑えて報告書作りに参加したメンバーに失礼ではないかと思うものだ。
財務相も金融庁も、そして自民党もどこかおかしい。
メディアはもう少し頭を冷やし真摯な報道に心掛けてほしい。

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