福井県の医薬品メーカーが品質管理上のミスで116日とかの業務停止処分を受けていた。
なんでも水虫の経口治療薬に睡眠導入剤が混入し服用者200名以上が被害を受けたとのことだ。
福井県の立ち入り調査によれば法令違反は数知れず、経営陣も黙認状態だったというから驚きだ。
品質チェックより製品の安全供給を優先したというが医薬品メーカーにあるまじきマネージメント不在である。
現社長は引責辞任するとのことだがそれにしても116日の営業停止処分で杜撰な製造プロセスが完全に是正されるのか甚だ疑問である。
被害者の中からも更なる厳罰を求める声が上がっているが当然だろう。
116日の営業停止は異例の長さだというが要は期限ではなく業務改善計画の立案と生産管理・品質検査体制の再構築を第三者の目でキチンと確認することだ。
それにしてもこんないい加減な医薬品メーカーが長年存在していたなんてとても信じられない。
被害者はこの怒りをどこにどうぶつけたらいいのだろうか・・・。