私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。







世間はGW真っ只中で、浮かれている中、
中高生は、“こんなこと”を考えなければならないのは、
酷な話かもしれませんが、残念ながら、予定として
決まっていることなので、対応せざるおえません。


昨今は、GW中の平日が登校日となっている
学校が多いと思いますが、学校、先生は、
このことに触れてこないかもしれません。


しかし、現実として、事実として、
今日、5月になった時点で、
中間テストまでのカウントダウンが、
一ヵ月を切る、つまり、残り700時間ほどで、
テストを迎えることになります。


早い学校だと、GW明けにテスト一週間前を
迎えているかもしれませんが、下旬、月末に
テストを迎える方は、“まだ”テストの実感を
感じられていないでしょう。


“そんなこと”よりも、GW後半の連休のことを考えて、
『すでに出されている』宿題のことすら、忘れて、
連休最終日にやればいいと、甘く見積もっている方が
多いと思います。


すでに4月の授業の進捗具合、そして
宿題の量、質を確認している方は、
わかっていると思いますが、GW明けからの
授業の進度によって、テスト前がかなり
慌ただしくなることが予想されます。


その時に、すでに出されている、そして、
定期的に出されていて、テストまでに
出されるであろう範囲の宿題を終えていれば、
『時間』を確保できますが、溜め込んでしまうと、
もうそれだけで手一杯となり、この一学期中間テスト、
今年度、今学年において、『最も点数が取りやすい』
テストにおいて、『ソコソコ』の点数で、
終わりを迎えることになります。


昔であれば、最初の定期テストで、
脅して(難しくして)おいて、
後々に救済する(年間の点数・成績を調整する)
という先生もおりましたが、昨今は、
そうした傾向が見られないように思われます。


というのも、“そう”してしまうと、
その後も、転げ落ちるように、点数を落してしまい、
救済し切れないほどになってしまう方が増えてきている
と思われます。


普通であれば、この一学期に点数・成績を落したとなれば、
『ヤバイ』と思って、二学期に備え、『夏休み』に
復習、挽回の準備を始め、返り咲きを図るものですが、
昨今は、『休みは休む』とはっきりされているのか、
夏休みに勉強するなんてありえないとばかりの、
言動、態度、姿勢を取る方が多いです。


失礼ながら、これは親御さんにも
そういう傾向、意思、考えが見られ、
当塾でも、休み中、特に長期休み中は、
来ない(勉強しない)とされることが多いです。


学校が休みなのだから、塾も休む、あるいは、
部活動で忙しく、合宿や家族旅行などもあり、
なかなか時間が取れないというのもわかりますが、
それでは、どんどん『間に合わなく』なっていき、
同時に、『追い込まれて』いくことになります。


年々、その傾向が顕著になっているためか、
一学期中間テストを終えた時点での『予言』が、
予言通りになっていく方が増えていると思います。


ここ数年、書いておりますが、一学期中間テストを終え、
『結果』が『記録』されると、もう、この時点で、
成績優秀者と落ちこぼれ候補生が、ある程度、
予想(予言)されます。


いやいやいや、まだ“最初”“一回目”の結果が出ただけで、
そんな予想(予言)出来るなんて、おかしい、馬鹿げている、
未来・将来は、まだまだ無限の可能性に満ちている、
そんな子供達の先行きを決めつけるなんて、なんてひどい話だ、
と思われると思いますが、『記録』される『結果』で、
受験無く高校・大学に進学出来る私立校・中高一貫校の場合、
残念ながら、“そんな”ひどいことになりえる可能性が、
この“最初”“一回目”の結果から『芽生え始める』と
いうことになります。


もちろん、上記したように、『記録』された『結果』を
真摯に受け止め、向き合い、軌道修正することを、
意識・覚悟し、行動出来るのであれば、たかだか、
“最初”“一回目”の結果『だけ』で、未来・将来が
決まるなど、おかしい話だと思います。


ところが、昨今は、問題を先送り、後回し、
とりあえず様子見、『次』の結果を見てと、
ある意味、『慎重に』今を見極めて、変化する、
させることに、躊躇する方が多いように思います。


下手に動いて、『失敗』する、あるいは
他人から嘲笑されることを恐れているのかもしれませんが、
『記録』される『結果』で物事が決まるシステムにおいて、
“そう”して、『動かない』『変えようとしない』ことのほうが、
物事を悪化させることが多いです。


以前も書きましたが、都合の良い時だけ、
『果報は寝て待て』の精神で、
どんどん“悪い”『結果』だけが、『記録』されていくと、
果報どころか、『選択肢』を失っていくことになります。


さらに、学校の勉強に至っては、その『基礎学力』
『演習量』の借金は雪だるま式に増えていくことになり、
気付いた時には、もう“残り”『時間』と『機会』では、
取り戻せない、取り返せないとなります。


勉強、知識・技術を得ること“自体”は、
『いつでも』『いつからでも』『どんな状況からでも』
出来る、やれるということが出来ますが、それは、
この“残り”『時間』と『機会』を無視すればの話となります。


学生時代の『時間』と『機会』は限られています。


『現役(進学・合格)にこだわらない』
『偏差値にこだわらない』
『日本にこだわらない』
『そもそも、高校・大学に進学することにこだわらない』


というのであれば、学生時代の『時間』と『機会』は、
『思い出』の一つとして、後に笑い話、あるいは、
ちょっとした美談、自慢話として、語ることも出来るでしょう。


しかし、その『こだわらない』を、“後々になってから”
やっぱり無し、今までの(過去の)ことは水に流して、
無かったことに、あるいは、これからの自分に期待してほしい、
これからはきちんとやる、変わるから、今回は見逃してほしい、
ということが、『出来ない』『許されない』となっています。


こう書くと、なんて融通の利かない、血も涙もない、
ひどいことだと思われるかもしれませんが、
個人的には、これこそが『学問の道に進む』ことの
本来の姿だと言えると思います。


私立校・中高一貫校の場合、これを、
徹底的に、突き進むことができ、
出来る、やれる方にとっては、
非常に良い環境、状況、そして何よりも、
多くの経験、選択肢が得られることになります。


しかし、一方で、やらない方は論外ですが、
なかなかやれない、出来ない、結果が出せない方にとっては、
自分とのペースに合わせられず、ついていけず、
屈辱的、否定的な、『数字・数値』を付けられ、
『それではダメだ』と突き付けられることになります。


“たかだか”学校の勉強、テスト、成績“ごとき”のことで、
何を大げさなと思われるかもしれませんが、
『記録』される『結果』で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校で、落ちこぼれる、最近では、
深海魚などと揶揄されるようですが、
“そう”なってしまうと、これが大げさな話では、
無くなることになります。


うるさい説教が長くなりましたが、そんな未来・将来を
回避するためにも、この一学期中間テスト、
今年度、今学年において、『最も点数が取りやすい』
テストにおいて、ソコソコの点数で満足、納得せず、
高得点を取り、好成績と修める『機会』を失わないように
しておくこと、また、少なくとも、落ちこぼれ候補生に
ならないようにしておくことを、強くオススメします。



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