私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






5月下旬になり、来週、月末にテストを迎える方は、
さすがにテスト前の自覚が出てきたと思います。


というよりも、出てきてないならヤバいと
いうことが出来ます。


さすがに、一学期を、中間テストを、
そして私立校・中高一貫校を、学校の先生を、
ナメすぎです。


特に新入生の方、受験外部生は、
まだまだ合格、進学の余韻に浸っており、
学校が、先生が、ぜひ我が校に来て下さいと、
招き入れたと勘違いされている方は、
少なくないと思います。


別に、学校、先生に媚びへつらえとまでは言いませんが、
受験で合格した実力、学力は、春休み、4月始業で、
徐々に落ち始めて、何よりも『気力』『集中力』は、
すっかりなまくらになって、“学校の勉強”なんて、
そこまで真剣に、本気に、必死になってまで、
やるものじゃないでしょうと、タカをくくって、
ここまで過ごしてきていませんか。


実際に、各学年、特に一年次に習う内容は、
小学校、中学校のちょっとした延長、応用の
ようなもので、“少し”新しい概念や考え方のことを
習ったけど、“そこまで”難しいものではないし、
(授業を受けたその時は)わかった、理解したから、
テスト前に『ちょっと』確認して、難しそう、
わからなそうな問題を『二三回』解き直して、
覚え直してで、テストは楽勝でしょうと、
思われていると思います。


一部の天才の方を除き、『その程度』の勉強、確認で、
何よりも『(学校の)テスト勉強』では、
“たかだか”学校の勉強、テスト“ごとき”でも、
太刀打ちできないでしょう。


“たかだか”学校の勉強、テスト“ごとき”といえ、
『テスト』される以上は、しっかり勉強を、何よりも、
『反復演習』をしておかないと、
『50分』『30~40問』の定期テストで、
点数は取れないです。


教科や先生によっては、この『30~40問』というのが
前後することになると思いますが、仮に多かった場合、
『50問』近くの問題を『50分』内で解答するとなると、
単純計算で、1問1分内で、考えて、解いて、書くを
行うことになります。


また、少なかった場合、つまり『20問』程度だったら、
こちらも単純計算で、1問2分半ほどの『時間』が
与えられていることになりますから、『十分に』
“考える”ことの出来る問題となりますので、
『それなりに』難しい問題となります。


その量、そして難しさが、
『私立校・中高一貫校の』となりますので、
もちろん、一問一問の問題レベルは高くなります。


そうなると、1問1分なんて、『時間』をかけていたら、
全ての問題を解くことが出来ず、また、見直しを出来なければ、
ケアレスミスなども続出して、数点どころか、十数点も
点数を落すことでしょう。


そういうこと、そうなることがわかっていたら、
知っていたら、何らかの対策を考えると思いますが、
新入生の方は、『そんなこと』を知らないために、
中学、高校の『洗礼』を受けることになります。


内進生は、諸先輩から多少は聞いているかもしれませんが、
逆に“多少”聞いているからこそ、大したことじゃないと思い、
タカをくくって、そこまで本気に、真剣に、必死になって、
『テスト勉強』をしないでしょう。


毎年、毎学期、毎定期テストごとに書いておりますが、
テスト前に、『宿題』や『ノート・プリントまとめ』などの
『作業』をすることを、テスト勉強とされる方、
時間が無く、そうなってしまう方は、その認識を改めない限り、
“たかだか”学校の定期テスト“ごとき”でも、
苦しむことになります。


上記したように、『30~40問』の問題を、
『50分』以内で解いて、見直しをするには、
相当の解答スピードが必要になります。


単純な計算問題や単語の穴埋め問題などは、
ペンを止めることなく、その上で書き間違えることなく、
応用問題や考えなければならない問題、記述問題などは、
考えながらも、書く手を止めず、正確に答えなければ
ならないことになります。


その『演習』『練習』を、普段からしているのであれば、
つまり、普段から、宿題などで、制限時間を設け、
『早く、正確に』、そして『多く』解く訓練をしているのであれば、
テスト前にそこまで焦る必要はありませんが、
これは断言しますが、ほとんどの方が、
やっていないと思います。


なぜなら、『学校での勉強、定期テスト』ごときに、
そこまで真剣に、本気に、必死にはなれないから。


受験などでは、明確な『ゴール』=志望校合格
という“夢”“野望”を持てるので、モチベーションも
保てると思いますが、学校の定期テストは『複数回』行われ、
しかも、それをクリアしたところで、何か明確な『ご褒美』
『ゴール』を示されません。


点数、成績という、機械的な、事務的な『数字』『数値』が
示されるだけで、だから何、程度にしか感じられないでしょう。


それが、自分の評価だと言われても、そんなもの(数字・数値)では
自分の価値は計れない、自分にはもっと能力、実力があると
思われると思います。


これもまた、特に新入生の方は、“まだまだ”そんな思いが強く、
“学校の”テスト、すなわち、学校内で行われるテストには、
そこまでの価値がないと思われていることでしょう。


模試などで、志望校への合格率や可能性を
示してくれるのなら、まだしも、今、現時点の、
それこそ、その日、〝たまたま”うまくいかなった
テストのことなど、自分には関係無いと思うことでしょう。


うるさいくらい書いていますが、
最終的に『大学受験』で一発逆転を考えている、
内部進学や指定校推薦などする気はない、
究極的には、高校・大学への進学すら、
“まだ”考えていない、する気がない、
というのであれば、学校内での審査や評価などは、
『思い出』、笑い話、あるいは美談で済みます。


ところが、通っている私立校・中高一貫校で、
進級・進学していきたい、推薦受験を考えている、
そして、『後々になって』“やっぱり”高校・大学に
進学したいとなった時、この学校内での審査や評価が、
大きく関わってくることになります。


また、『後々になって』“やっぱり”高校・大学に進学したいは、
最悪、内部進学出来なくても、『受験』で目指すことは出来ますが、
その時は、“楽に”ではなく、かなり“厳しい”状況・状態で、
受験勉強をすることになります。


〝そう”思った時のタイミングにもよりますが、
受験無く“楽に”高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校で、二年次後半、三年次になって、
それも今まで散々サボっておきながら、
お気楽に“そう”考えた、願った、思ったから、では、
『残り時間』的に、厳しいと思います。


『国内』『現役』『知名度』『偏差値』等にこだわらなければ、
つまり、どんな高校・大学だろうが入れればいいというのであれば、
現在この日本においては、高校は4,702校、定時制高校は640校、
通信制高校は257校、大学は790校ほど、ありますので、
どこかの学校に入ることが出来るでしょう。


しかし、皆さん、いざ、そうなると、こだわりだして、
高望みや理想が出てきて、現実逃避して、夢を持ちたがるでしょう。


その時に、学校で習ってきたことが、
どんなに必要なことだったかに気付かされると思います。


話が壮大になりましたが、
ここまで書かれると、
『学校での勉強、定期テスト』を、
“たかだか”“ごとき”のこと、ものとは、
思えないでしょう。


その、『学校での勉強、定期テスト』の
一回目が、もうまもなく行われることになります。


もうすでに、終えてしまった方は、もう一度、
このことを考えて、次回のテストをどうするか、
見直されておくことをオススメします。


まだ、テスト前の方は、ここで、目を覚まして、
改めて、『テスト前』であることを自覚して、
目の前の機会と時間を無下にすることのないように、
行動することをオススメします。



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