栄冠ゼミ (著)、330円(税込) 私立校・中高一貫校生の長期休み明けテストの勉強の仕方を紹介
刻々と、時間は過ぎ去るもので、早いもので、今日でもう
夏休み残り2週間となりました。
正確には2週間後の9月1日から始業を迎える方もいると思います。
いかがだったでしょうか、この夏休み。
いかがもなにも、“まだ”2週間“も”残っている、
夏休みはまだまだこれからだと思える方は、
夏休みの宿題も終わり、二学期の抱負も計画も決まり、
休み明けのテストにも万全の体制を準備・用意できている方か、
その全く真逆の方のみでしょう。
楽観的になることは人生において重要ではありますが、
楽観過ぎて、全ての過去を何も無かったこととして、
ただ、今日だけを、今だけを楽しむという場合、
『結果』が伴っていなければ、しっぺ返しが来ることを忘れないで下さい。
特に、結果を重視する私立校・中高一貫校では、そのしっぺ返し、
制裁は、厳しいものとなります。
良い結果さえ出している限りは何もいわれることはありませんが、
悪い結果を『積み重ねて』いると、いつかどこかで破綻して、
一気に追い込まれることになります。
毎回『追い込まれる』と書いておりますが、
皆さんの中には勘違いされている方がいるかもしれません。
私立校・中高一貫校において、『追い込まれた』時には、
進級・進学ができないことは決定しております。
その上で、『その後の進路』をどうするのか、
転校するにしろ、受験するにしろ、留学するにしろ、
退学するにしろ、学校・先生は、必要書類を作らなければなりません。
ですから、進級・進学を許してもらえるかどうかの瀬戸際が
『追い込まれる』ではなく、自分の進路を、人生をどうするのか、
決めろと、『追い込まれる』わけです。
その学校での進級・進学という選択肢がなくなった時、
それはある意味、皆さんが待ち望んでいた、『本当の自由』です。
何をするにも勝手ではありますが、何をするにしても、
必要な書類を提出しなくてはならなかったり、
用意・準備するものがあったりして、それら全てを『自分』でやることができる、
やらなければならない『自由』となります。
これに関しては、いつまでも自分の好きなようにできるかと錯覚されますが、
その書類を用意するために、他人が関係してくると事態は一変します。
その他人が、書類を書いてくれるかどうかは、皆さんの自由でも好き勝手でもありません。
それは、他人の自由であり、好き勝手となります。
皆さんは『書いてもらう側・頼む側』であり、主導権は一切ありません。
先の例で言えば、学校の先生に転校の推薦状を書いてもらうのにも、
学校の先生に頼まなければならず、それが転校先の書類提出日を過ぎてしまう
可能性だってあります。
学校の先生が、そんなついうっかりなんて起こさないだろうと思わないで下さい。
学校の先生も人間ですから、この夏休みの宿題をうっかり出し忘れてしまった方同様、
うっかり出し忘れてしまうなんてことあります。
結局のところ、そういったところまで他人任せになってしまうことが、
もっとも懸念している、『私立校・中高一貫校の悲劇』の『末路』です。
私立校・中高一貫校に限らず、学生は与えられることが当たり前、
権利があるという言動、態度、姿勢を示される方が多いですが、
他の学校であれば、『受験』という超現実的な立ち塞がる壁がのしかかってくるので、
与えられることが当たり前ではないんだ、全ての人に権利があるわけではないんだと
いうことを、実体験することになります。
しかしながら、私立校・中高一貫校では、“あたかも”自分が望めば、
自分が勉強をやりたい、高校・大学に行きたいと『願えば』『(口先で)言えば』、
じゃあ頑張って下さいねといって、与えられるものと勘違いされやすいです。
個人的な意見ではありますが、明らかに(高校・大学に進学するに)知識不足・準備不足、
さらには、過去の生活態度、成績の推移を鑑みて、不適切と思われる方は、
進級・進学要綱に限らず、進級・進学『させない』のが優しさのようにも思えます。
進級・進学させておいて、高い入学金・授業料を取っておいて、『飼い殺し』にしておいて、
結局、最終的に進級・進学させないとするのであれば、それは詐欺のように感じられます。
機会と時間を与えたのだから、学校・先生としては、最低限の義務を果したことに
なりますが、明らかにその学校の学力に、さらにはこの先進級・進学していくのに、
そぐわない言動・態度・姿勢が見られた時は、『特別』に補講・補習を行い、
それでも改善が見られないのなら、進級・進学をさせないようにするほうが、
良いと思います。
そういう意味では、この私立校・中高一貫校においては、中学時代の義務教育を撤廃し、
中学時代から『落第』制度を作って、その学年のおける必要な知識を身につけられなければ、
進級させないとするほうが、後々のことを考えると良いように思えます。
極端な、過激な考え方だとは思いますが、昨今の私立校・中高一貫校において、
失礼な書き方をしますが、『落ちこぼれた』方の末路が、
あまりにも悲劇的過ぎるようになってきているように思えます。
一昔前であれば、この私立校・中高一貫校で仮にダメでも、一つ二つレベルを
落とした学校であれば、十分どころか、上位の成績を修めるなんてことが
ありましたが、今は私立校・中高一貫校で、一度でも『落ちこぼれる』と、
そこから転げ落ちるように、落ち続け、さらには、もうそこから這い上がろうとも
もがこうともしない方が増えてきています。
そういった方の、貴重な学生時代の時間と高い授業料を奪うような『飼い殺し』に、
私は疑問を感じます。
よく部活動を槍玉に上げますが、事実として、成績オール1、最低評価になっているにも
関わらず、部活動を続けられる方、続けさせる親御さんがいます。
よく書いておりますが、『文武両道』ができないと成績ではっきり評価されているにも関わらず、
それでも、それを続ける、『武』を続けながら『文』も頑張るというのは、
文武どちらもナメている、軽くみている、軽んじている、ように思えます。
失礼ながら、私立校・中高一貫校においては、そういう方が、そういうご家庭が、
進級・進学できない、落第候補生となります。
学校・先生側も、そういった傾向にある方の“多く”が、進級・進学できないことになることは
わかっていることでしょうが、100%そうなるわけではない、ということからか、
何も言わない(今は言えないのでしょうが)、何もしないで、生徒自身に、ご家庭の判断に、
任せることで、『自己責任』を取ってもらうことになっています。
まだまだ夏休み中に、何をこんなことをと思いますが、
4ヵ月後、7ヵ月後、このことを思い出して、青ざめることのないように、
もう一度よく考えて、後悔のない二学期を過ごせるようにしてみてください。
この夏休み残り2週間もそうですが、ここまで来れば、もう多くの方で、
『結果』の格差が出てきているでしょう。
宿題を終えている方は余裕でゆっくりと、終えていないながらも進めている方は
最後の締め切りに合わせて着々と頑張る、全くやっていない、始めてもいない方は、
もうこの夏休みだけでなく、二学期も、さらにはその先の進級・進学も暗示することに
なるでしょう。
私立校・中高一貫校では、一発逆転の受験はありません。
各学年、各学期、各定期テストの点数、平常点で、『記録』された『成績』で、
進級・進学が、進路・人生が決まります。
毎回毎回、うるさいくらいあって、もう嫌だというなら、その学校は合っていません、
もう受験に対応しましょう。
そうすれば、こんなうるさい、うざい忠告や説教は、一切無視できます。
受験テスト、一回の『勝負』『結果』『評価』、それによる『自己責任』で済みます。
どちらが本当に良いのか、この夏休みに少し考えられてみるのも宜しいかと思います。
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