トラパニという町。
パレルモやアグリジェントに比べたら圧倒的に観光コースから外れているのかもしれません。
(素敵なところです。)
このトラパニの裏山
とでも言ったら良いのでしょうか、サン・ジュリアーノ山がひかえていますが、この山頂に”エリチェ”の街があります。
ツアー4日目。
イタリアにもシチリアにも慣れた感じで、朝からの自由時間を有意義に過ごしたご参加の皆さん、再び集合して団体行動っ
。
お塩を見た後は、山に登ります、エリチェを目指します。
(この時もドライバーのジュゼッペ氏は”山頂は気温が低いから羽織るもの持参でね”と。)
さて、まずはヤギor羊のお出迎え。
(夕食は”肉”が良いと思ったのは私だけではないはず。
)
ERICEと書きます。
昔々から”聖なる土地”とされてきました。
まずはエミリ人、そしてフェニキア人(アステル女神)、ギリシャ人は(アフロディーテ女神)、その後はローマ人で(ヴィーナス女神)。
入口。トラパニ門。
ここからのメイン ストリートは”王の道”と呼ばれていたそうです。
トラパニ門を入ってすぐ左側。マトリーチェ教会。
”王の道”(ヴィットーリオ エマヌエッレ通)を進むとウンベルト一世広場。
ここまでの道。
両側には可愛いお店が並んでいます。
(これはエリチェ特有の織物だとジュゼッペ氏が教えてくれました。)
海が一望できる展望スペースまでに幾つかの教会を見ます。
(ティレニア海)
如何にも”城壁”という感じです。
何故エリチェを訪れたか。
日本(横浜)で知り合ったイタリア人がこの地元の男性で、是非訪れるべきだと。
話を聞くうちに「イメージ、トスカーナのサン・ジミニャーノってこと?」と問いかければ「全く違うよ」と、、、、。
単純に海が見えるとかということではなくて、歴史の違いと言ったらよいのでしょうか。
街を囲む城壁は紀元前8世紀にさかのぼるってガイド本にはありますし、えっ、それってローマ建国前じゃないのって
。
小さくて静かで、何故か空気も神々しいようで、エリチェはエリチェで他とは比較できないといった”横浜のイタリア人”の話が訪れてみてわかりました。
多分。
運転が仕事なのに、自分もブラブラするといってガイド役をかってでてくれたジュゼッペ氏の優しさもこの街の好印象に繋がっているのかもしれません。
ってことで「集合写真」。背景は海なんですが。
(2枚目の集合写真、真ん中にはジュゼッペ氏。)
山(エリチェ)を下りてトラパニの街へ。
途中、トラパニの街の沖に沈む夕日です。
ここからエリチェとトラパニの境目だよ~~~って処に、ジュゼッペ氏のお勧めのジェラート屋さん。
断る必要は皆無。
かなり美味しかったっ
。
っと、、、思い出した。
これからトラパニのワイナリーの人と会うんじゃん、早くホテル戻らなきゃいけなかったのねっ、、、
。
ツアー4日目、9月17日(月)はまだまだ長~い
。