日本橋(京橋)のパーティ会場からグラスなどが戻ってきました。
空瓶も一緒に戻しました。
コントゥッチ伯爵のムーリンヴェッキオ。
CONTUCCI MULINVECCHIO 1997
イタリア トスカーナのモンテプルチャーノ。
旧市街、丘の上に伯爵の宮殿がありますが、宮殿の下、丘を下がるにつれてその建物はワイナリーとなっていきます。
セラー見学もでき、直売場もありますが、私達が輸入していた当時、十数年間、このムーリンヴェッキオは直売場にも登場しませんでした。
それだけ少量生産銘柄だったからです。
伯爵の赤は、RESERVA(当時の通称:伯爵リゼルヴァ)と、このムーリンヴェッキオの2銘柄しか輸入していませんでしたが、懐かしい!
他のワイナリーに比べ、伯爵のコルクはピシピシに物凄く固くしっかり詰められていたのですが、1997年モノ、20年経ってもピシピシでした(笑)。
長いコルクも全くボロボロになっておらず、味もバッチリ。
多分、ピークは10年前から5年前だったかな?
20年持たせて楽しむタイプではもともとありませんが、素晴らしい熟成感でした。
オリはありましたが、それほどでも無い感じ。
あっ、これ一昨日の式次第。(今日届いた頂き物の梨と一緒に。)
今日と言えばイタリアの洪水のニュース。
各位に連絡している最中でTVニュースで知るしかありませんが、心配です。
さて。
20年前の伯爵を今でもご自宅のセラーに大切に保管していらっしゃるパートナーの皆さまへ。
安心してコルクを開けてお楽しみください。
もう十分です。
これから更に寝かして更に良くなるということ無いと思います。
俗にいう”古酒を楽しもう”というイメージまで行っていません。
ヨード香、ほとんどしません。
でも、流石に20年。
是非、早めにお楽しみ下さい。