日本酒:梅光(BAICOH)のお話。
皆さま良くご存じのように、日本酒はお米で出来ています
。
でも、ワインのように葡萄生産者とワイナリーが同じでないからだと思いますが、酒米の造り手の顔があまり見えていません。
酒米は一般的な食用のお米に比べて稲の身長が高く、その他にもいろいろあって(詳しくは後日)造るのがかなり困難です。
5月の岡山。
雄町米という素晴らしい酒米を生産するYさん(生産者の中でも特に優良な雄町米を造るBOSS
)に、いろいろ田圃で話を聞くことが出来ました。勿論、御前酒:辻本店の七代目と杜氏が連れて行ってくれて、しかも農協のS先生(指導員の方)もご一緒だったので、このような貴重な経験をさせて頂いたのですが。
Yさんとは、ド素人的な質問をいっぱいぶつけて、笑われながらいろいろと教えて頂いたのですが、今日はその中から一つのエピソードを。
酒米は食用としては適さないと聞いていました。ワイン用の葡萄は想像以上に物凄く甘くて、びっくりするほど美味しいので、きっと日本酒用の米も、しかも高級品種の雄町米なら、食べたらさぞかし良い味なのかと
。
Yさん曰く「普通に炊いたらダメ。酒米は水分の吸収が良いから、もし雄町米で炊くなら2割くらい水を多くすればいいんだよっ。美味しいよっ」と。
これには杜氏も苦笑い。「今度、食べる用に炊いて試してみよう」と。
う~~~ん食べてみたい
。
雄町米100%で仕上げているのは梅光:純米大吟醸の方です。
梅光:純米酒は山田錦100%。