アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

729アチャコの京都日誌 素人写真で見る名刹・名所  ⑲ 龍吟庵

2020-06-11 19:53:50 | 日記

京都府京都市東山区本町15丁目812 

宗派 臨済宗東福寺派 

寺格 東福寺塔頭 

創建年 正応4年(1291年) 

開基 無関普門 

文化財<国宝>方丈<重要文化財>庫裏、表門、木造大明国師坐像、銅無関禅師骨蔵器、石櫃 

偃月橋を渡る。

国宝「方丈」の扁額

重森三玲の庭園

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728 アチャコの京都日誌 素人写真で見る名刹・名所  ⑱ 報恩寺

2020-06-11 07:17:38 | 日記

報恩寺 「つかずの鐘」

報恩寺のある西陣は機屋の町。

 昔、寺の近くの織屋に丁稚(でっち)と織子(おりこ)が奉公していた。

 この2人、何かというと口げんかをしていたという。

 そして、ある日のこと。
 寺の暮六つの鐘が「いくつ撞かれるか」というこで口げんかとなった。

 丁稚は八つだと言い張り、織子は九つだと言い張った。
 ただ、丁稚は織子が「九つ」だと言うので「八つ」と言い張っただけのことで、実際は「九つ」撞かれることを知っていた。

 そこで、丁稚は使いに出たついでに寺へ行き、寺男に暮六つの鐘を今日だけ「八つ」にしてくれるよう頼んだ。

 そして日没のときがきて報恩寺の鐘が鳴り出した。
 鐘は八つ鳴って終わった。

 

 翌朝、寺男が鐘を撞きに行くと、鐘楼に帯をかけて死んでいる織子を発見する。

 以後、報恩寺では朝夕の鐘は撞かれなくなり、除夜と大法要のときのみ撞かれるようになったのだという。


正式名称  報恩寺 

よみがな  ほうおんじ 

通称名称  鳴虎 

よみがな  なきとら 

住所・所在地  上京区小川通寺之内下ル射場町579 

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