経過観察一週間
特に変化はない。睡眠も酷暑の中、誰でも寝苦しい日々が続く。夜間頻尿は寝汗がたくさん出るので回数は減った。従って治療の効果が同なのか判定は難しい。朝〇〇は反応なし。
一週間後、来院。待合室でイライラのオーラを出しているオジサン。ちょい悪おやじ風のおとうさんだ。順番がまだなのか小生が待っている間、次々後から来る人に先を越されているようだ。遂に、「看護婦さん!ワシの予約2時やけどもう3時やんか。」「ええっ。」「忙しいんや。ちゃんとやったらんかい。」「えーと。○○さん、4時予約ですけど。14時と午後4時とまちがえたんちゃいますか?」「なんやと?」
診察券を確認したら、おじさんの間違いである。「頼むわ。次に入れてや。」「何とかします。」怒りの為か声が大きくなっている。診察室に入っても声が聞こえるので、待合室が異様な雰囲気に・・・。
「先生、あきまへんわ。立ちまへん。朝はええんやけど、いざと言うときにあきまへんがな。」「・・・・・。」「最初だけや、途中にやる気がなくなるし、彼女に笑われてまんねん。このままやったらもうあきまへんわ。」「彼女まだ若いし、よそに男出来たらどないしよう。小遣いだけではもう続きまへんわ(泣)」
何があきまへんのやろう?途中にやる気がなくなるとは?どういう事だろうか。このような不純な動機で来院するおやじがいるからこの病院の品位が落ちるのだ。筆者は決してクレームは付けない。ただただ、おしっこの・・・・。もう良いですか?
「こうなったら、バイ〇〇ラをくれ。」先生、一言。「それでしたら他所に行ってください。」「・・・・・・。」やはり先生は偉い。ここはそれだけが目的の為の病院ではないのだ。
しかし、ちょい悪おやじの最後のあがきが聞こえた。「先生、見放さんといてください。」
こいつ、なにが目的なんだ?