地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

弾劾可決

2016-12-10 12:25:21 | 最近のニュースから
韓国の国会で弾劾訴追が可決されてしまいましたねぇ~

この後は憲法裁判所の判断があるらしいが、ここは証拠が必要なんでしょう。
現時点での疑惑はいわゆる週刊誌ネタですからね。

それにしても確たる証拠が無い状態で、一国の大統領が職務停止に追い込まれて、何も出来ない状態になるんですから驚きです
もし、これが日本なら当人が辞意を表明しなければ100万人のデモが有ったとしても、強制的に首相の職務権限を取りあげるなんてことは出来ないでしょ。

そして、この韓国の大統領を含めた騒動の発端が「振られた男」の反撃からと言うのも異質ですネ

騒動の中心人物のチェ・スンシル(崔順実)の「欲」は並外れた物があるのがよく解ります。
「欲」は誰にでもあり、それが進歩の源になったりして人間にとり大事な要素だと思いますが、、

普通レベルの「欲」はあるモノを手に入れる為に、または手に入れたモノを失わない為に別の「欲」を我慢しますが、彼女はそうでなかった。。。

その「強欲」が性に及んだ時に、、、特に女の人の場合は相手の男で結果は大きく違ってくる。
何故なら男は女性に比べて物事を俯瞰で見る能力が高く、反撃にしても計画は外枠から中に向かって考えます。

女性の場合は逆で、物事の核心部分から外に広げがちな性格と思います。

このチェ・スンシルの愛人として登場している元・フェンシング選手(コ・ヨンテ)
彼をホストとして快楽の相手だけさせて、それに見合う金銭を支払うだけにしておけば、今回の騒動は発生しなかった。現実はホストを独占してペットとして連れ歩いてしまった。

まだチェ・スンシルが単に性欲の強い金持ちのオバサンなら良かったのだが、独占する事で世間に知られてはチトまずい大統領との関係までホストに知られてしまった(脇が甘い)。。。

自分の欠点を知られた相手を葬り去るのは細心の注意が必要です。
やっている事が世間に知られた時に失うものが同程度と思えるくらいは、葬り去る者にも与えていなければ、必ず反撃は有ると考えなければならない。もし、何も無ければ・・・ラッキー と言う事です。

「一寸の虫にも五分の魂」
虫けらにもプライドは有ると言う事です。
コ・ヨンテから見ればババアの性の道具にされた・・・人として男として許せない

女(チェ・スンシル)の欠点(大統領との関係)をどう責めるか・・・彼の頭の中はそれ一点
マスコミにその情報を秘密裏に流し、マスコミから「もう少し核心部分を・・」と要求され、相手に打撃を与えるだけは難しくなり、自分と一緒に「共倒れ」しか方法はなくなってしまったのでしょう。

日本にも、、世界中にもあるホストと性にだらしない女の出来事が、一国の大統領の職務停止まで発展してしまった。
一般国民の意思が国会に届いたと言えば良い感じだが・・・

ネット社会になっている現状を考えれば、国民が一方向にむいて「ワァーーッ」となりやすい。

アフリカの色々な国でも「アラブの春」と呼ばれた運動が成功したけど・・・・
その結果は一時的なもので、数年も経たないうちに混乱してる現状を見れば、簡単にリーダーの権限を取り去っても、その後のしっかりとしたプランが無い韓国も「アラブの春」と同じ様に、これから数年は混乱期を迎えることになりかねない。

アメリカや中国と違って日本に大きな影響はないと思いますが・・・
隣の家が騒がしいのは 落ち着かないですよねぇ~