伊勢谷友介容疑者が逮捕されましたね。
つい先日にテレビの「未満警察」の最終回で逮捕されたのに・・・現実になってしまいました。
未満警察での役は警察官で教官だったのですから、、、
この大麻取締法違反は覚せい剤などと違って「使用」の罪がありません。
罰の対象となるのは・・・
栽培・輸出入・・・懲役7年以下
所持・譲渡・譲受・・・懲役5年以下
ですから、、、この伊勢谷容疑者の場合も、ずぅ~っと内偵されていて「今なら所持している」と言うタイミングで逮捕されているんです。
当然、数日前に手に入れた時も知られていると言う事です。
この伊勢谷容疑者の場合は「所持」の違反ですから、有罪が確定すれば懲役5年以下の範囲で罰せられます。
つまり現実的には刑務所に行く事は有りません。
最高刑が懲役5年ですから、現実には3年以下の判決で執行猶予が付きます。
まぁ、有名人場合は社会的制裁が大きいので、有名人でない人より大きなペナルティーになります。
この伊勢谷容疑者の話じゃないのですが。 ある若者(成人)が大麻取締法違反と他の罪で逮捕されています。
その若者の親が私選の弁護士を付けているのですが、当人は黙秘している様子です。
何故??? 黙秘しているのか・・・
当人の事情か弁護士の勧めのいずれなのか解りません。
当人の事情の場合は入手経路を何らかの理由で言いたくない場合です。
なんとなくですが想像はつくのですが、、、、、、、現時点では微妙なので省略します。
もう一方の弁護士の勧めの場合は比較的わかりやすい。
上記した所持・譲渡・譲受の3つ全ての疑いなので、喋らなければ「所持」だけで済む可能性が有る。
刑事に対しての心証は悪いが、どっちになっても執行猶予は勝ち取れると考えているのかも知れません。
また、警察がどうしても入手先を逮捕したい場合は、正式な司法取引じゃなくても「他の罪」を起訴しない事と引き換えに入手先を喋る様にと、、、、条件提示してくる可能性があり、それを期待しての黙秘かも知れません。
これは薬物違反で逮捕された場合に黙秘は多く見られます。(表向きは入手先が暴力団などで怖いからと・・)
もちろん入手先を言いたくない理由も色々とあります。
弁護士が国選ではなくて、自費で弁護士を雇った場合は、弁護士もそれなりの成果を求めるので、依頼者に黙秘をすすめて、警察・検事の取引を引き出そうとする事も多々あります。
有名人などがなかなか自供しないのは弁護士の方針を受け入れた場合もありますね。
日本の場合は総体的に薬物関係の罰は軽い感じがします。
ですから外国からみれば、何処に売るかを考えた時に、罰が死刑の国と短い懲役の国なら。。当然、後者を選びます。
とくに大麻は罪の意識が低いので、芸能人に限らず若者も手を出す可能性は大きく。
それが覚せい剤などの入り口になりかねない