自由民主党の選挙対策委員長である下村博文衆議院議員が
「若い議員は今すぐに解散して選挙をやりたがっている。」
そんな趣旨のことを言っていました。
菅首相の支持率が6~7割と高いのを受けての事だと思いますが、、、
例え東京のコロナ感染者数が少なくなっても、衆議院を解散して総選挙に挑むのはどうかと思いますね。
感染者数が少なくなってもゼロではない。 中高年以上の世代はまだまだコロナ感染を強く意識しています。
投票に行ったら感染リスクが上がるから嫌だと言うのではなくて感覚の問題なんです。
「こんな時に選挙なんかしなくても・・・」
この意識は強い
衆議院の解散風が吹き、菅首相が解散すれば・・・一瞬で菅人気は下降線をたどるでしょう。
菅首相の後ろ盾の一人である麻生副総理は自分が首相の時に解散をしなかったので、、、、
麻生内閣は国民の信任を得ていないと言われた苦い思いが有るので、菅首相に解散を勧めるかも知れません。
しかし菅さん、、、、絶対に今年は解散をやってはいけない。
菅内閣は仕事をする為に大臣の多くを経験者にして、その下に着く副大臣や政務官を若手にし、経験を踏ませる布陣なのですから、選挙に気を取られる時間などは無いはずです。
菅さんを始め各大臣がそれなりに仕事をしてから、その仕事ぶりを国民に評価して貰えばいいんです。
仕事もしないうちに国民の信任を得るなんて、、、、そんな都合よくは行きませんよ。
本来、首相が衆議院を解散する権利は内閣不信任案が可決した時に、対抗手段として認められている権利です。
自分の党に有利だからと言って解散権を使うのは・・・・違う
首相に限らず、どんな地位でも仕事をしないうちに信任を得ようとするのはへんでしょ。
正式な手続きを経て、その地位に着いたのだから、まず仕事です