自民党の党人事で重要な幹事長を甘利明。。麻生派
まぁ、これは仕方ない人選です。
派閣内の河野が立候補していたなかで、他派の岸田を選対顧問として応援していたのだから、、、。
問題は河野と高市をどうするのかと思っていたら、、、
河野を広報本部長、高市を政調会長と、、、。
戦った相手を要職につけるのは党を分裂させないためには必要です。
そこで岸田が選んだのは内閣ではなく、党のポスト。
これが大正解ですね。
要職と言っても、しょせん一つの党の事です。 内閣に大臣として入れれば行政の一つの分野の長になり、多くの官僚を従えて国民に直結する事柄に関わります。
そして、この河野と高市は「内閣一致」の原則を破る可能性がある。
政府として統一された考えを持ち行政を進める立場にありながら、方向が少し違う自分の考えを言いたがる傾向にあります。これは混乱や野党の追及の原因になり良いことは無い。
ある意味、この人事は二人を党に閉じ込めた感じもします。
麻生も党の副総裁にすると言うのですから、、、ややこしい人は全て党に閉じ込めた(笑)
それだけでも良いと思っていたら、、、
なんと数日前にチョットだけ触れた福田達夫を党三役の総務会長に抜擢です
とうとう未来の首相候補が表舞台に出てきた感じがします。
福田達夫は今回の総裁選挙で「派閥にとらわれた選挙は止めよう」と主張し、若い議員70人を集めた。
これは当選3回の議員で特別な肩書も無い人にはなかなかできない事です。
人気の小泉でもこんなに議員は集まらない。
内閣総理大臣に指名されて、内閣の各大臣をどうするか大きな仕事が待っています。
この人事が決まるまでは岸田文雄の目指す政治の判断は出来ません。
こっちが本丸です。
内心は文春の編集長に相談したいくらいでしょう(笑)
週刊誌は「ネタ」を寝かせていますからね。とっくに掴んでいても、記事にするのはその効果の大きいタイミングを待っていますから、、、「あの人を大臣にしてくれれば・・・」と期待している人も居てるかもしれませんね。