岸田首相が防衛費の為の増税案を発表し、それに対して高市早苗は自分のSNSで批判をした。
高市早苗も内閣の一員なので、内閣一致を常識とする事に異変が・・・と思われた。
高市早苗の意見をザックリと聞くと、、、
防衛費を増額するのには賛成だが、
それを一部だが税金で賄う事に反対と、自分に相談されなかったことに不満を持っているようです。
少し話を過去に戻しますが、自民党には総裁選挙に出馬した人は、新しい内閣か党の重要ポストつく慣例があります。
それは立候補するには賛同する議員が必要で、選挙に負けたとはいえ、それなりにグループを代表しているので、そんな人を外しては自民党の仲間割れになってしまうからです。
その慣例に従い高市早苗や河野が要職についています。
そもそも、この高市早苗は嫌いなのです。その理由は自民党が落ち目になれば、外に出た実力者の小沢について行き。
自民党が盛り返すと、戻って来て安倍にくっつく。本人の政治理念がしっかりしている様な意見を強く言いますが、根っこの所が腐ってる。
今回の首相批判にしても、、、、
「罷免されても仕方ない・・・」 そんな趣旨の話をしています。
これねぇ~ 酔っ払いが「殺せぇ~」と言ってるのと同じで、出来ない事を言ってる。
相手にすればそんなクズの為に自分の人生を棒に振る行為は出来ないですからね。
そして、、、自民党の内部からや内閣の西村大臣などからも批判が出ていると報道されたりして、高市早苗にすれば自分が正しいと意気揚々かもしれない。
でも、、、これは間違いで、批判しているのは故・安倍元首相の派閥の人や近い人達です。
何故にそんな事になるか?
実は安倍元首相は派閥の会合で 「防衛費は増額するが、その費用は国債で間に合う」と
つまり防衛費増額の部分は同じ意見で、それを賄う財源が違うのです。
「安部の国債」か「岸田の一部増税」の二択なのです。
増税に反対する理由は、何時でもいくらでもある。そんな事を国民は喜ばないのですから、もっともらしい理由は探す苦労もなく出てきます。
継続的に必要な防衛費を一時的な国債で賄うのはどうかと思うし、必ず将来は増税するようになるので、その場しのぎの感がぬぐえませんね。
それなのに、、、、
時の首相の意見に反対してまで・・・
内閣不一致と批判される事は予測できても反対する理由は・・・
100人近い巨大なグループの安倍派。この組織の後継者はハッキリと決まって居ません。
「安部の国債」を引き継ぐことで「私が安倍元首相に一番近い」
これを大っぴらにして、自然とそのポジションに就こうとする企みが見え見えです。
次の最高権力者を狙うには絶対に支持が必要な100人の巨大グループは何をおいても大事なのです。
そんな事で政治が進むのを見せられて、ほんとうぉ~~~に嫌になります。
岸田さん、、、取り合えず相手にせず放置して、次の内閣改造で高市早苗は必ず外しましょう