来年の話になりますが、全国一斉に地方議員の選挙が有ります。
私の個人的な考えで、「地方議員不要説」は、そう言いつつも少し極端な話だと感じてはいます。
ただ、今のままで良いとは断じて言えません。
地方議員による犯罪は後を絶ちません。
窃盗・横領・暴行・脱税にとどまらず、下着泥棒や覗きまであり、まるで犯罪のパレードの状態。
その地方だけでニュースになり全国的には報道されない議員による事件事故は驚くほど多い。
近年、地方議員に立候補する人が少なくなり、定員割れや無投票などが多く見られます。
当事者の議員たちは給料が安いので若い人が議員になりたがらないと言います。
確かに驚くほど安い給料の自治体も数多くあります。
例えば徳島市は全国的に小さな市で、大都市の市と比較すれば給料は安い。
それでも月給は約60万円で、いわゆるボーナスがその1.5倍ありますが、同じ徳島県で山間部の町の議員の給料は徳島市の1/3にも満たない18万円程度です。
こう聞くと、、、、
なるほど一部の地域の議員職は給料以外にも手厚い手当てが有るとは言え、若い人達が魅力を感じる勤め先ではない。
当事者の現職の議員が言うは正しいかも・・・なんて錯覚しそうです。
人口の少ない村の議員が10人。 これを5人にして給料を2倍にすれば解決しませんか。
議員が5人に半減すれば、給料以外の手当ても5人分が不必要になり、村の財政は助かります。
定員を半減すれば、少しはまともな議員が残るだろうし、村や町にとってプラスになる。
人口の少ない地方の地方の村や町の議会がする仕事はそんなにありません。
村や町の議員の殆どが地元で何かの仕事をしていて「兼業議員」です。
仮に少数が一致団結して間違った方向に進んでも、村や町の上部には県と言う大きく重い蓋が有り、とんでもない方向に進む事は有りません。
田舎の村や町ては「私たちの地区から代表が・・」と言う、悪い島国根性が強く残っているのが現在で、それが不要な定員過多を生んでいるのです。
戦前・戦後に育った人たちから、村や町の人達も代が変わり、少しは悪習が取れています。
小さな地区の利益を欲しがる人も減りつつあり、村や町全体を見る事が出来る人たちが増えている今が、定員を大幅に減らす機会と感じています。