高齢者とか大きな怪我をした人とか、色々な形で介護士のお世話になる人は多いです。
一部の人と会社と思いますが、、、
徳島での出来事です。
ある男性が病気で後遺症が残り不自由な状態になりました。
大きな手術後に介護サービスと、その後のリハビリを受ける為に施設に入院しました。
その時期が運悪くコロナウイルスで大騒ぎが始まった頃で、家族も会う事も出来ず、寂しい施設暮らしが2年あまり続く事になった。
大きな後遺症は残ったが、何とか施設を出て家族と暮らす様になった。
そして自宅に介護サービスの明細書が送られてきた時に、施設での介護サービスについて家族とその男性が介護に話をする事になった。施設にいる時は伝言で済ませていたので、一度も話した事のない話題です。
介護の内容は明細書は「トイレ介助・歩行介助」になっていて、それが毎日のように行われていたと。
ところが男性の話は、
一度もトイレ介助や歩行介助はしてもらった事がないし、来ていたのは年に数回で掃除だけと言うのです。
最初はそんな話をしても、入院当初は頭の働きや言語に障害が認められていたので、本人に記憶がないだけの事だろうと思っていたが。
この話とは関係のない事で、施設にいる時に監査が入ったことが有り、その後に1回だけ掃除に来たと言うのです。
この時期はかなり回復して、頭の働きや言語も入院した当初と比べれば、かなり良い状態で、介護サービスに来たかどうかやトイレ介助・歩行介助が有ったかどうかは容易に判断できる状態です。
それが監査の後も介護請求の明細書では毎日2年間の介護サービスを行った事になっているんです。
想像ですが、、、
その施設には認知症の人も多く、他の入院している人もそんな感じになっていると疑うのは自然な流れ。
これは徳島市と隣接する町にある施設での出来事ですが、その隣町の同じような施設でもこの種の事件が有りました。
これ、もしかすると全国的に多発しているかもしれない。
介護サービス会社の不正請求、、、これはしっかりと調査すればかなり多額の税金が詐取されているかも・・。
契約内容と違う手抜きのサービスや、まったく現場にさえ行っていないのに行ったと嘘を記入して利益を得る。
コロナ禍で介護サービスを受ける人と、代金を支払ったり契約内容を確認したりする人が違っていて、それが一致しているかどうかが分からない状況のスキをついたり。
判断や確認が難しいし、第三者の聞き取りも難しい認知症患者にたいする介護サービスで、嘘の記載をして利益を得る。
悪魔の様な仕業です。
人が足りず担当する患者が多すぎるとか・・・
重労働の割に賃金が安いとか・・・
何を言っても、これは卑劣な犯罪ですから、どんな理由も認める事は出来ません。
そう遠くない時期に、この施設の事も明るみに出るでしょう。