わりと早い段階からコロナウイルス感染症を2類からインフルエンザと同じ5類にと言う意見は有りました。
それを現実に向けて政府が動き出し、その内容について色々と言われています。
NHKより
4月くらいからの実施を目標にしている様子で、その時の感染状況によってはどうなるか分からない部分もあります。
内容については、それを評価するだけの資料も能力も無いので、置いておくにしても・・・
・行動制限 ・診察 ・ワクチン接種 ・入院検査の公費負担 ・屋内でのマスク
マスコミも問題点をピックアップして予測したりしています。
しかし、この案は経済と医療を中心に考えられていて、肝心な事が抜け落ちています。
それは、、、、死者数です。
全国のどの地方でも、地元のマスコミによって感染者数と死者数が毎日発表されて、その多さを感じていると思います。
それでも、、、「高齢者だろぉ・・」とか「基礎疾患のある人だろぉ・・」で考えるのを終了しています。
そんな事で良いんでしょうか?
子や孫が訪ねて来るのを楽しみにしている高齢者
介護施設で余生を送っている高齢者
病院で治療している高齢者
そんな人たちが誰かに感染させられて亡くなっている。
高齢者と接する機会の多い人と、殆ど高齢者と接する機会のない人が同じ対処なのはおかしい。
特に職業で高齢者と接する機会の多い看護師・介護士は、やはり高い意識を持たなければならないと思うが、そこに対しての指針が示されていない。
その点は政府が関与して、具体的な対処方法を提示するべきです。
それによって、生活の中で高齢者と接する一般の人々も参考になります。
高齢者と他の人々との間に、命の重さに差をつける様な政策は正しくない。
それは戦争とか大災害とか究極の事態になった時で、時間がない場合にだけ許される考え方です。