評判どおり、、、今年度の実績どおり、、、
駒澤大学が王者の風格さえ感じるような走りで優勝しました
対抗馬と期待した青学とは箱根の山の登り降りで7分の差が付いた。
結果として、その7分がそのまま最終的な差になってしまった。
その7分を生んだのが駒澤の1年生と言うのだから、、、驚きです
駒澤の監督がインタビューで「来年も優勝が狙える」と発言していたのも、有力な1年生たちがその言葉の根拠かも知れません。 駒澤と青学の両校ともにベストメンバーでは無かったみたいで、補欠選手とレギラー選手の差が明暗を分けた感じになりました。
多くの人が知っている事とは思いますが、この箱根駅伝は関東の大学で行われ、他の地域の大学は参加できません。
そう、この大会は全国大会ではなく、関東の地方大会なので、その陸連に加盟している大学に限られているのです。
高校で長距離走をしている選手にとり憧れの大会。
高校球児の甲子園。
サッカーの国立。
ラクビーの花園。。。そんな感じでしょうか。
ですから有力な高校生ランナーは関東の大学を目指します。
しかし色々な事情もあり、有力校での寮生活が出来ない人もいるし、
地元の大学しか選択できない経済的な理由のある選手もいます。
また陸上以外にも学びたい希望が有ったり、特別な能力を持つ高校生も居て、
その中に長距離を走る事も大学生レベルなら達成する二刀流の選手もいます。
そう言った有能な選手たちが関東の大学に進まなかっただけで、箱根駅伝を門前払いされます。
これは陸上界にとり大きな損失だと思います。
全日本学生駅伝の結果を見ても解る様に、箱根駅伝に出場しても10位前後ならチャンスのある大学はいくつか存在しています。
各大学以外に「学生連合」も参加していますが、正確には関東の「大学連合」で、他の地方の有力な選手は選択する対象になっていません。
これだけ国民的な行事になっているのだから、ここは少し考えてみるべきだと感じます。
青学の原監督は政治家に「箱根駅伝は全国の大学が参加するべき」と訴えているそうです。
この原監督がメディアに出始めた頃は、、、なんかチャラい監督だと良い感じはしなかったが、原監督の行動のおかげで箱根駅伝がより国民的な行事になった事は事実でしよう。