若い夫婦で、酒癖が悪いと言われていた夫が妻に暴力をふるって、、、死に至らしめた可能性が。
夫が妻を殴ったとして逮捕されたニュースが流れています。(逮捕理由は傷害)
夫婦間の事は一般的に流れる情報だけでは正しく理解できないのが多い。
しかし、逮捕された夫は妻だけじゃなくて、酒を飲むと仲間など相手にも言動が暴力的になっていたのは事実の様です。
昔から「酒癖が悪い」と言われる人は存在し、周りに大きな迷惑をかけます。
私は「酒癖の悪い奴」が大嫌いで、一度でもそんな様子を見せた奴とは二度と酒を一緒に飲む事は無かった。
学生の時に友達の親がやっていた飲み屋でバイトをしてた昭和の時代。
毎日の様に酒癖の悪いオッサンたちを見かけました。
その姿は酒を飲むと、そうならないと損とでも思っているのかと疑いたくなるほど多かったです。
当然の様に喧嘩も日常茶飯事で、夜の街に近い警察は大忙しです。
酒を飲んで酔っ払い、他の人に暴言を吐いて絡む。
時には相手の胸ぐらをつかんだりする。それを振り払うと殴りかかってくる場合もあり、まともな方は対処に困ります。
酒癖の悪い奴は酔っぱらっているので痛みをあまり感じない。
ですから喧嘩になった場合は程度が解らなくなっているので、喧嘩でもまともな方は負けると危険です。
だから、、、と言って、酔っ払いをボコボコにすると、警察に傷害・暴行でペナルティーを与えられしまいます。
大勢で居る時なら、何とか力で制止する事も出来ますが、一人の時は逃げるか暴力で対抗するの二択になり、どちらを選択しても損しかないんです。
仮に力で制止させる事が出来ると、その翌日に酔っ払いは平謝りだったりするのですが、それが余計に腹が立つときが有りますね。まぁ、その腹立ちも我慢するしかないんでけどね。
ニュースになっている事件の容疑者も、逮捕された現場で警察官に「死にたい・・」と
本当に死にたいなら、さっさと死ねばよかったんです。
そんな気持ちなどサラサラないのに、平気でそんな事を言うです。
現在の逮捕は「傷害罪」らしいけど、警察はもちろん「傷害致死罪」をにらんでいます。
仮に「傷害致死罪」で起訴されて有罪になっても・・・懲役は軽い。
人間の命を奪っても、金品を盗んだ窃盗犯とさほど変わらないんです。
平成30年度に傷害致死罪で有罪になった例を見ると
懲役3年から懲役10年が全体の85パーセントです。
窃盗でも少し金額が大きくなると懲役6~7年です。
何も窃盗なら良いと言ってるのではありません。 人の命の扱いが安すぎると言いたいのです。
しかも家族間の事件での罰は軽くなる傾向が有ります。
容疑者の男は34才なので10年の懲役でも出所した時は40才代半ばで、こいつはまだまだ人生楽しめます。
片や亡くなった妻は26才ですから、普通に考えても80年間の残りの人生を奪われてしまったわけで、二度と人生を楽しむ事は出来ません。
一般的な刑事罰も道交法のように、酒を飲んだうえでの犯罪は重罰にすれば良いんです。
いかなる理由が有ろうとも、人の命を奪えば、、、せめて有期刑の最高である30年を上限とするべきです。
※傷害致死罪は20年の懲役が上限で、先に記したように現実は殆どが10年以下です。