日本では珍しい同一犯と思われる強盗の連続がニュースになって
その幾つかある強盗事件と東京・狛江市の強盗殺人事件がつながり、一気に大きな事件として扱わる様になりました。
現実の実行犯は何人かが混ざっていて、全てが同じ人間ではないと分かっています。
狛江の強盗殺人事件で、
現場を通る車を防犯カメラでチェックしていると、2台の車が同じ経路をたどっていることが分かった。
現場の前を通過したアとイの車が、A地点・B地点・C地点と同じように通過したのでしょう。
その地点が同一方向なら特定できないのですが、何処か一か所でも反対方向だったら・・・
そのアの車とイの車は仲間の可能性が高い。
そして1台の車を見つけられ、その時に逮捕された人間から、狛江の事件と他の強盗事件がつながった。
ほんとアホでしょ。
今の時代、防犯カメラをチェックされる事を考えていない。
2台の車で連れだって行動しているんです。
まぁ、そんなアホでなければ90才になる人(女)を殴り殺す様な残忍な事などしないでしょう。
犯人の第一目的の金品を盗る為には人を殺す必要は無かったはず。
もし、狛江の事件が強盗だけなら、フィリピンから強制的に送還された4人は、まだフィリピンの収容所でしょう。
連続強盗事件と狛江の強盗殺人事件が繋がり、間もなくして関係している各県の警察幹部が東京に呼ばれた。
マスコミのカメラの前に幹部たちが集まり、そこに現れたのが警察庁の刑事局長だった。
驚きましたねぇ~ 事件の指揮を刑事局長が表に出てくる姿を初めて見ました。
この時点で、フィリピンでこざかしい方法を使って強制送還を引き延ばす猿知恵も、踏みつぶされたのと同じです。
日本の警察の大幹部・刑事局長は将来の警察庁長官の最有力候補です。
そんな人間が表に出て来て「やる!!」と言った時点で、フィリピン4人組は日本の国を相手にする事になってしまった。
この4人は狛江で殺人を犯してしまったアホを恨んだことでしょう。
フィリピンにしても、不良日本人がフィリピンに来て、日本人相手に悪事を働いただけで、本当に迷惑な話なのですが。
こんな事件のマスコミ対応を(日本で言う)法務大臣が直接する羽目になってしまった。
遂に狛江の強盗殺人事件の実行犯として4人が逮捕された。残りの1人も近い内に逮捕となるでしょう。
野村広之(52) 福島聖悟(34) 永田陸人(21) 大学生(19)
実行犯5人を特定できたのは良い事ですが、難しいのはこれからです。
指示したのは「ルフィ」や「キム」を名乗る人間とされていますが、SNS上の名前など誰が使っていたのか特定するのはかなり困難です。
一人で使っていたのか、複数人で使いまわしていたのかも分からない。
フィリピンから移送された渡邊(38)容疑者ら4人の誰かと、狛江の強盗殺人事件を指示したされる「ルフィ」・「キム」との関係は現時点では確定していません。
ちなみに強盗殺人罪・強盗致死罪はともに死刑か無期懲役でが、現実の裁判では軽減される場合があります。
・強盗殺人罪は殺してでも強盗を成し遂げると言う強い意志がある場合。
・強盗致死罪は暴行を加えたら死んでしまった等で、成立に強い殺意を必要としない。
いずれにしても死刑・無期が基本となるので重罰に違いはありません。
ですから疑いをかけられた人間が複数の場合は、罪の擦り付け合いが始まる可能性も大いにあります。
詐欺や強盗は認めても、殺人は関係ないと一生言い続けるでしょう。
狛江の殺人を指示した奴に、責任を取らせる事が出来るか・・・ここが最大のポイントです。