田中達也。
昨年の最終戦はアウェイでスタメン。
考えてみればこの年もスタメンはこの1回。
そして今年は途中出場もなく今日最初で最後のスタメンになるとのことで、
寒かろうがあれこれ噂が何だろうが絶対に逃せない試合となり防寒対策をしてスワンへ
(以前は寒さに強い自信があって、最終節だからといって特段何もしなかったのだが)
そして達也のプレーを見ることができた。S側で正解だった。良く見えた。
その達也を後ろから倒す相手のプレーを見て「何すんだ!」と言いそうになるのを抑えなければならないほど
興奮した時間もあった。
そしてついに交替の瞬間。
これまで見たことのないシーンが展開され、幕を閉じた。
その後はもう辛くて仕方なかった。
潰され、ボールを刈り取られ、後ろに追いやられ、ゴールに近づけないという
今年の集大成どころではなく、来年に繋がるプレーでもなく
今年前半に積み上げたものがボロボロ崩れ、今日全て消し飛んだ気がした。
たぶん達也の引退セレモニーが無かったら、
試合後にそのまま席を立ったと思うほど呆然としてたと思う。
とにかく寒さが身に染みた。