「あなたがたはまた、悪者どもを踏みつける。彼らは、わたしが事を行う日に、あなたがたの足の下で灰となるからだ。ー万軍の主は言われる。」(マラキ4:3新改訳)
わたしが事を行う日とは、キリスト再臨の日である。その日、主イエスは二千年前に来られたときとちがい、王の王、主の主、太陽よりも輝く審判者として地上に降臨(こうりん)される。▼何千年ものあいだ、悪と暴力のかぎりをつくしていた人類はおどろき、ふるえおののくであろう。また地上の軍隊は聖なる天軍に対し、おろかにも戦いをいどみ、灰のように焼きつくされ、ほろぼされるであろう。そして、イエスを信じ、待ち望んでいた人々は、牛舎から解き放たれた子牛たちが、広い草原で喜んで飛びはねるように、おどり回るにちがいない。▼長い間待ち望んでいた絶対正義と公平が世界に満ちる神の国、それはイエス・キリストの再臨によってもたらされる。旧約聖書がメシアの来臨を記して終わり、新約聖書も明けの明星の来臨を待ち望みながら筆をおく(黙示録二二章)。これは偶然ではない。