「また私は、新しい天と新しい地を見た。以前の天と以前の地は過ぎ去り、もはや海もない。」(黙示録21:1新改訳)
ヨハネの見守るなか、ついに究極の永遠が姿を現わした。彼は驚き、われを忘れて見つめたにちがいない。最初の天地創造のとき、神と共にそれを見た人間はいなかった。しかし今度はヨハネがそれを見せられたのである。かつて主が言われたことはほんとうであった。「まことに、あなたがたに言います。ここに立っている人たちの中には、神の国が力をもって到来しているのを見るまで、決して死を味わわない人たちがいます。」(マルコ9:1同)▼彼は自分の目で見た新しい世界、永遠の昔から神がご計画された世界を見て書き記し、私たちに知らせてくれた。今や誰でも黙示録を読むことにより、すでに新天新地がそこまで来ていることを知るのである。そして御座に座っておられる方は、私たちに確約し給う。「見よ、わたしはすべてを新しくする。…書き記せ。これらのことばは真実であり、信頼できる」(黙示録21:5同)と・・。▼ここに私たちの希望がある。もはやどんなものにも止められない賛美と歓声に満ちた希望が!
・ヨルダンのかなたに広がれるは げにわがゆずりのカナンの地なり
・そこには夜なくともしびなく 神の子羊ぞ輝きます
・そこにはやまいもなげきもなく 別れも死もなく恐れもなし
・たびじのそなえはいかに友よ いざいざ行かばや あまつ国に
(折返)心はおどるよ 心はおどるよ カナンの地思うだに わが胸おどるよ
<新聖歌516 詞:Samuel Stennett,1727-1795(UN)>
意訳:私の目の前に広がっているのは、神が相続地として与えてくださった
新天新地だ。もうそこには夜も明かりもない。神様と子羊イエス様が光かが
やいているから。そこには病気も悲しみも、別れも死もないし、何かにおび
えることもないんだ。君もその世界に入る準備はできたかい? いっしょに
行こうよ、永遠の復活世界に。うれしいな、この世界がまもなく来るなんて
思っただけでも心がおどるよ、うれしいな。