「しかし、兄弟たち。あなたがたは暗闇の中にいないので、その日が盗人のようにあなたがたを襲うことはありません。」(Ⅰテサロニケ5:4新改訳)
キリスト者は、再臨が切迫していると聞いても恐れる必要はない。それどころか喜びを抱いて主の日を待ち望むことができる、つまり私たちはこの世でいちばん幸いな人々なのである。▼世間ではいろいろな兆候(ちょうこう)を取り上げ、不安心理をあおる勢力が力をのばし、暗い情報を流し続けているが、そのとりこにならないように注意しよう。主イエスはおおせられた。「わたしが行って、あなたがたに場所を用意したら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしがいるところに、あなたがたもいるようにするためです」(ヨハネ14:3同)と。主がおられる所とは父なる神の右の座であり、栄光と愛に満ちた場所である。私たちはそこに導かれ、座らせられるだから、おどろくべき恵み、喜びではないか。しかもその時が、時々刻々(じじこっこく)と近づいている、これが再臨の真相なのだ。救われた確信を毎日抱き、主のお出でを待望しよう。▼「父よ。わたしに下さったものについてお願いします。わたしがいるところに、彼らもわたしとともにいるようにしてください。わたしの栄光を、彼らが見るためです。世界のもとい(基)が据えられる前からわたしを愛されたゆえに、あなたがわたしに下さった栄光を。」(ヨハネ17:24同)▼「勝利を得る者を、わたしの座に着かせる。それは、わたしが勝利を得て、わたしの父とともに父の御座に着いたのと同じである。耳のある者は、御霊が諸教会に告げることを聞きなさい。」(黙示録3:21,22同)