「町の出口は次のとおりである。北側は四千五百キュビトの長さで、町の門にはイスラエルの部族の名がつけられている。北側の三つの門は、ルベンの門一つ、ユダの門一つ、レビの門一つ。・・・この町の名は、その日から『主はそこにおられる』となる。」(エゼキエル48:30~35新改訳)
千年王国のエルサレムと新天新地の新エルサレム(黙示録二一章)の違いを見てみよう。▼千年王国のエルサレムは現在のパレスチナに建設され、新エルサレムは新しい天地に神のもとから降って来る。大きさは千年王国のエルサレムが八キロ四方、新エルサレムははるかに大きく二千二百キロ四方、門は十二でイスラエルの部族名がつけられているのは同じ。▼しかし新エルサレムには土台があって、子羊の十二使徒の名が刻まれている。千年王国のエルサレムには石造りの神殿が中心にあるが、新エルサレムにはなく、神と子羊が神殿そのもので、都それ自体が純金と宝石で出来ている。つまり新天新地のエルサレムのほうが圧倒的に大きく、素晴らしく、千年王国のエルサレムは千年間存在するが、新エルサレムは永遠に存在するのである。全人類から選ばれた子羊の妻であるはなよめが神とともに住む都、それが新しい都・新エルサレムだ。この永遠の都に住む条件はただ一つ、イエス・キリストを救い主と信じ受け入れることである。そうすればどのような者でも子羊のはなよめとなり、神とともにこの都に住めるのである。▼主のお約束を心にとめたい。「あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には住む所がたくさんあります。そうでなかったら、あなたがたのために場所を用意しに行く、と言ったでしょうか。わたしが行って、あなたがたに場所を用意したら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしがいるところに、あなたがたもいるようにするためです。」(ヨハネ14:1~3同)▼願わくは、私たちの家と私たちの教会も、「主はそこにおられる」と人々から言われますように!