南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

お正月の楽しみ

2008-01-03 22:35:39 | Weblog
謹賀新年。
年が明けたと思ったらもう三賀日も終わり。
お正月ムードもあっというまに過ぎてしまいそう。 
今日まではテレビもお正月特番でいいかげん飽きてき始める。 
どれもこれも似たような番組で、出演者もほとんど同じ顔ぶれ。
昔は生番組の場合、その事を強調するために暮れのNHK紅白歌合戦でのハプニングなんかを取り上げて喋ったりしたものだが、最近ではその紅白の視聴率も低く、話題性にも乏しいので口にもされなくなった。 
それでもなんのかんの言いながらも紅白を一応観ていた僕ではあったが、はっきりいって昔ほど面白くなくなった。 
今回の紅白で印象に残ったのは寺尾聡。
しかし生で聴くとつくづく歌の下手さが伝わってくる人だ。
しかもギター抱えて歌えばいいのに、へたにボーカリストっぽく手ぶらで歌おうとするから外人が困った時にする両手を挙げて肩を上げるポーズを歌の間じゅう繰り返すもんから観ているこっちが疲れて同じポーズしてしまう。 
他では米米クラブのカールスモーキー石井。
途中サングラスを取った瞬間、その顔はまるでジャガー横田そっくり。
あまりの酷似に思わずここでは噴出しそうになった。 
あとは紙吹雪に使った正方形の白い紙が石川さゆりの頭に乗ったままだから、それが気になって気になってしょうがなかったし、すぐ次に歌った五木ひろしが自分の歌の時に使ったものでもないのに、津軽海峡冬景色で使われた正方形の紙の残党に乗られてしまい、何とも妙なワンポイントアクセントとなってしまった。 
紅白だからとばかりに特別紅白バージョンで歌ったり、何曲かをメドレーで歌うのが最近流行りみたいだが、かえって中途半端な短さでしか聴けないためにつまらなくなってしまう。 
おまけに美川憲一の「蠍座の女2007年」は新鮮さも何もない。
あ応援団では「蠍座のおかま2007」でもよかったのでは。
和田アキコの「あの鐘を鳴らすのはあなた」ももういい加減やめて欲しい、さだまさしだって今年はさすがの「案山子」はやめたんだから。 
でもこの分で行くと秋川雅史は来年も「千の風になって」やらないわけには行かない。 
前回の紅白ではDJOZMAの裸騒動が世間を賑わせたもんだが、あんな珍事くらいないと今のままじゃ紅白は話題にもあげらなくなる。 
今回、森進一が封印されている「おふくろさん」を予告なしに歌ったりしたら面白かったかもしれない。 
生放送だし、歌ってしまえばこっちの勝ちだしなんてくらいのことを森進一がやらかしてくれれば瞬間最高視聴率はそこで決まりだっただろうね。
ただし翌日からはNHKとあの大作曲家との大バトルが始まるのは避けられない。

視聴率合戦では昔程の神通力はもうないかもしれないがされど紅白歌合戦、やはり一番観られている番組には変わりないし消えることはない。
大晦日は紅白というスタイル、そして紅白のあらさがし、個人的にはお正月の楽しみのひとつである。