南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

忘年会どころではない師走

2008-12-19 22:06:25 | Weblog
お坊さんも走り出す忙しい年の瀬。
本来ならのんびりクリスマスでも迎えようかなって思っていた師走だったが、急遽ビッグな仕事が入りそれどころではなくなった。
このぶんでは大晦日の除夜の鐘がなるまでは爆走し続ける楽しい日々が続く。
世間では忘年会だのパーティーだの賑やかな声が聞こえるが、決して景気のいい話は聞こえてこない。
ある世論調査では、向こう3年は景気は良くなると思えない人の数が圧倒的である。
「来年は今年よりずっと良い年になるし、来年は楽しみでたまらない」と心から感じている人はどれくらいいるんだろうか。
年の瀬を走りまわりながらつくづく思う。
元気でこうして仕事ができるって幸せだなと。
世間では大量解雇だの工場閉鎖だの内定取消しだの倒産だの雇用に関しての暗いニュースばかりだ。
今こうして仕事があるだけでも有り難いのに、それによって充実した日々まで過ごさせてもらっていることに感謝の気持ちでいっぱいである。
僕らの仕事は『世のため、人のため、ちょっとだけ自分のため』という理念を持っているが、この理念が僕は大好きでたまらない。
楽してお金なんて稼げないし、頑張って稼いだらほんの少しでいいから社会貢献ができたらこんな嬉しいことはない。
つい先日、滑り台や鉄棒を寄付した児童養護施設の子供たちから感謝の寄せ書きをもらった。
その色紙の中にはたくさんの「ありがとう」の文字がちりばめられてあった。
もらった僕の方が感動して涙が出そうになった。
来年はもっと仕事してもっと多くの社会貢献をできるように頑張らなくては。
そんな意味も込めて明日もワクワクしながら師走の街をかけ回りたいと思う。









クリスマスはひきこもり

2008-12-19 09:11:39 | Weblog
今年のクリスマスは自分の家で過ごすという人が多いらしい。
誰がどこで取った調査結果なのかしらないが、こう不景気風が吹き荒れる世の中ではそうなるのかもしれない。
バブル全盛期の頃なんて、クリスマスともなればカップルは高級レストランやホテルを予約したり、はでなパーティーが主流だった。
当時は服装的にも男性のスーツはDCブランドのスーツで、皆が肩パッとの入ったゆったりめのダブルのスーツが多かった。
今風の若者のスーツスタイルといえば、とにかくズボンは細めで靴は先のとがった、ちょいと間違えればチャップリンシューズみたいな型がおしゃれとされている。
今年のクリスマスはレストランを予約する数を大きく上回るのがケンタッキーフライドチキンの予約数だ。
クリスマスは自分の家でケンタッキーというのが日本の平均的家庭の過ごし方になっている。
ちょいと贅沢したいということで楽天市場で七面鳥の丸焼きを注文するという家庭もある。
そしてゲームは漫才コンビのナイツで有名になりつつあるヤホー(YAHOO)で落札したwiiで楽しみ、その後はジャパネットたかたで買った液晶テレビでDVDの鑑賞と続くのである。
よく考えて見るとほとんどが家の中にひきこもったままできてしまうのが今のクリスマスだ。
昨年までは街中にも多く見られたサンタクロースの格好をしたアルバイトも姿を消した。
ハケン切りの風はこういったところにも既に影響が出ているのかもしれない。