南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

思い込みしてますかー?

2009-06-02 01:08:41 | Weblog
世の中には勝手に思い込んでいたということがよくある。
長崎の市立図書館は昨年完成し近代的な設備とサービスで市民にはたいへん好評である。
ところがこの長崎市立図書館、実は長崎市がやってないという事実は意外と知られていない。
この図書館を建設して運営までやってるのは長崎菱興サービス株式会社というれっきとした民間の会社なのである。
最近はPFI方式と言ってこんな施設を民間がやっている場合が多いのだ。
東京の千代田区立図書館なんて実際はサントリーがやってるし、長崎県歴史文化博物館も県がやってるんじゃなくて東京の会社がやってる。
一番間違われ易いというか、勝手に思い込んでいるのが「長崎県民共済」で、これなんか長崎県がやってるから安心だなんて思ってる人も多いが、長崎県は何も関係ない。
ある協同組合が長崎県民を対象とした保障をしますよーというだけであるからそこんとこは勘違いしてはいけない。
まっ、この程度の思い込みなんてどうでもいいことじゃあるが、今ちまたで話題の地球環境対策のためだとかいう「エコカー」「エコ家電」に政策としてばらまかれるお金は地球環境対策だなんて勘違いだけはしてはいけない。
これは勘違いというかそう思い込ませようとする利権癒着集団の手口である。
高排気量乗用車購入に最大の財政支援がされたり、電気使用量の大きい大型テレビ購入に最大の財政支援が実施されることを考えれば「地球温暖化対策」でなく、経団連対策というのが正しい。
ETCを取り付けるときのセットアップ料と言う名前のお金もあれは天下りたちの温床である公益法人に渡る上納金であることも知っておいた方がいい。
ついでに言うなら先日喜んでもらった定額給付金も政府からのプレゼントじゃなく、あとからしっかり増税してむしり取るつもりということ。
もっともっと言わせてもらえば、「郵政民営化」は小泉純一郎が自分で考え日本のために実行した政策だなんて思い込んでる人はいないだろうか?
「郵政民営化」はアメリカが340兆円もの日本のお金をハゲタカのように狙い、小泉純一郎と竹中平蔵を巻き込んでやらかした売国政策である。
その小泉はイラクには大量破壊兵器があると本気で思い込んで、イラクの多くの子供たちが犠牲になったアメリカの攻撃に莫大なお金を支援した。
最後にもうひとつ。
日本を代表するようなエコノミストである植草一秀氏が「女子高生に対して痴漢行為をやらかした卑劣な人間」だと定説のように思い込んでいる愚かな人々のなんと多いことか。
そんな人たちは「知られざる真実」を購読して世の中の闇の存在に気がついてみるべきである。
世の中の不正を暴こうとして言論活動を行うと闇の力が容赦なく襲いかかってくるのである。
セコムしてますか?オモイコミしてますか?