80年代再生工場 工場録

80年代をこよなく愛し、仕事終わりの工場で夜な夜な遊んでる日々の記録

放置された器具

2013-11-26 20:52:00 | ノンジャンル

なぜかうちの仕事は寒くなると忙しくなる、不思議だ、寒いの苦手なんですけど。

さて、

工場の片隅に何十年も放置されたままの器具がありました。



錆やらほこりやらが積もり、そのうえ、鳥のフンみたいなのが付いてますけど、



手で触ってもバッチくならない程度まで清掃しました。フンみたいなのは白ペンキだった。


これは拡大鏡なのです。



流石に仕事用、よ~く見えます。



その上、レンズの周囲には蛍光灯が仕込んでありまして、対象物を影無く明るく照らしてくれます。

こんな虫みたいな部品も、





字まで良く読めます。快適!

目が良く見えていた時は、こんな器具は全く必要無くて、粗末にしていましたが、

これからは活躍してもらうことにしましょう。

ルーペや老眼鏡より目の疲れが少ないみたいだし、

これなら、やりたかった機械時計いじりも可能かもしれない。



でもまあ、一番使いたかった用途は・・・

この業界では頻繁にある、手に刺さった切り子の棘を抜く為なんです。