なぜかうちの仕事は寒くなると忙しくなる、不思議だ、寒いの苦手なんですけど。
さて、
工場の片隅に何十年も放置されたままの器具がありました。

錆やらほこりやらが積もり、そのうえ、鳥のフンみたいなのが付いてますけど、

手で触ってもバッチくならない程度まで清掃しました。フンみたいなのは白ペンキだった。
これは拡大鏡なのです。

流石に仕事用、よ~く見えます。

その上、レンズの周囲には蛍光灯が仕込んでありまして、対象物を影無く明るく照らしてくれます。
こんな虫みたいな部品も、


字まで良く読めます。快適!
目が良く見えていた時は、こんな器具は全く必要無くて、粗末にしていましたが、
これからは活躍してもらうことにしましょう。
ルーペや老眼鏡より目の疲れが少ないみたいだし、
これなら、やりたかった機械時計いじりも可能かもしれない。

でもまあ、一番使いたかった用途は・・・
この業界では頻繁にある、手に刺さった切り子の棘を抜く為なんです。