80年代再生工場 工場録

80年代をこよなく愛し、仕事終わりの工場で夜な夜な遊んでる日々の記録

油断

2013-10-22 20:07:00 | ランツァ

やっと組み上がったエンジン。

火を入れる為の準備。

冷却液を注ぎ込んだ次の日。

バイクの下、じべたにシミが???



漏れてる!

ダメもとで、液体ガスケットを上から擦り込んでみるが、

じわじわ~って染み出す。そりゃそうだよなぁ。

あ~あ、ここは面倒くさい。チャンバーまで外さないといけない。

チャンバーは社外品で、出来が悪く、排気漏れするから

液体ガスケットも併用して組み、1日乾燥させている。

気が重い・・・。

次の日、仕方なく、再度分解しました。

原因は、Oリングのズッコケ。些細な事。

でも、セオリー通りやれば防げたかもしれない。

エンジンって言うのはガソリン、オイル、冷却液など、漏れるものが沢山。

あ~めんどくさ。



リング交換だけのつもりだったが

2013-10-17 20:45:00 | ランツァ
走行距離が20000KMを超えているランツァ。

以前よりパワーダウンしている。

チャンバー側からピストンを覗いて見るの図。



微妙!

2サイクルだし、ここでピストンリングを交換しておけば安心かな!と思い。

腰上をOHすることにしました。

ちょうど仕事も一段落して、5時に終われる、時間はある。

お金はないから、必要ない部品は買わない予定。


諸先輩方がブログなどで書いている通り、

車載での分解は、いろんな場所が干渉して大変でした。

ランツァのシリンダーはいわゆるメッキシリンダー。

鋳鉄のスリーブなどは無く、シリンダーの内壁に直接メッキしてある。

このメッキ、ミクロン単位での膜圧管理が難しいらしく

仕上がったシリンダーの内径を測定してA~Dの四つに区分、スタンプしてある。



うちのはBでした。汚れていて判りにくいけど。

内壁の状態が良好だったのは良かった。シリンダーは高額だからね。

リングだけ交換するつもりでしたが、ピストンがだめでした。



軽い抱きつきを起こしていて、リング溝が変形し、

スキマ寸法は規定値を大幅に超えている。

ガタガタでキツキツ。

おまけにリングの回り止めのピンが奥に入り込み機能を果たしていない。

1型のピストンは鍛造だったが、純正部品は2型に統合されて、今買えるのは鋳造の物。



シリンダーはBなのに、Cのピストンを買ってしまう、おバカさん。

ベアリング、ガスケットなども購入して部品代16000円強、財布が・・・軽い!

さて、洗浄して組み立てよう。




1年ぶりの中部

2013-10-07 21:45:00 | SRX

出来上がった立体型フィルターのテスト第2弾として

久々に中部の皆さんにお会いしてきました。

1年ぶりでしたが皆さんお変わりなく、

笑顔で過ごされておりました。

バイクより、何より、この方々としゃべっている時間が、楽しい。

新しい方も増えておりまして、益々盛況でした。

今年の俺は、日曜の午前中は、なにかといろいろありまして、

なかなか参加できなくなっておりますが

いずれ、また会える日を楽しみにしています。

いまは、今やるべきことをやらないと、いけないらしいので。

さて、肝心のフィルターの成果は?

上は良く回るようになったけど、トルク感が薄くなったか。

キャブレターの再セッティングが必要みたいです。

楽観的に、「概ね良好」sun

それより気になったのは、ミラーが見難くなっていたこと。

交換したわけではないので、ライダー側の問題だろうなぁ。

上体の姿勢がおかしいのだろうか?