80年代再生工場 工場録

80年代をこよなく愛し、仕事終わりの工場で夜な夜な遊んでる日々の記録

リアショックの交換、その後の後

2018-08-10 22:23:00 | トリシティ

あれからまた少し乗ったけど、かなり好印象。

リヤショックはしばらくこの状態で行くことにしたので、

穴を開けた場所に塗料を筆で塗って錆止め。



時間が出来たら、自家めっきとかやってみたいなぁ。少し調べてみよう。

別車種のサスペンション(無理矢理)流用でここまで良くなるのなら

車種専用設計のYSSのショックとか、もっと良いんだろうなぁ。

ノーマルに不満があるのなら交換するのも良いかなと思います。




リアショックの交換、その後

2018-08-05 22:00:00 | トリシティ


前回、実施したトリシティのリヤサスペンション換装。

上手く行かなかった原因。

深く考えずに無理やり流用しようとしたこと・・そりゃそうだ。

スクーターのリヤサスペンションは普通のバイクのリヤサスペンションとは違う。

エンジンもスイングアーム側にある構造なので、ばね上の荷重はかなり少ない。

更に・・・

リヤショックを外した状態でタイヤを上下にスイングさせてみると

すごく変な感じだ。

スイングアーム自体の重心が何処にあるのかわからないような重量感だし

タイヤの動く奇跡は単純な円運動ではないような気がする。

まるで、支点が2つ有るような・・・あるのか?

一応、サグ出し的な事もやっていたんだけど、ほとんど参考にならなかった。

具体的には、20MMも長いと、かなりバランスが崩れてしまうようだ。

取り付け方法を変更して車高を合わせないとダメかなぁ。

この際だから、SC40の様な、ダブルプロリンクでもやってみるか?

または、別のサスペンションを検討するか?

ひとしきり妄想した後、現実に戻る。

このままでは楽しく走れないので、仕方なくノーマルに戻す事に決めた。

めんどいなぁ~などと思いつつ眺めていたら、ふと、気が付いた。





あれ、下側のコの字の部分の隙間、あるなぁ。

ここ、詰められるかも。

測定すると、隙間の狭い左側でも11ミリ弱、詰められそうだ。

取り付けネジ径は8mmだから、穴を追加しても、強度を確保できそうだ。

早速、外装を外し始めた。


画像は取り忘れて前回の使いまわし。

面倒なのは相変わらずだが、2回目は要領が掴めているので、手際よくやれた。

取り出したサスペンションの穴を開けなおす。



これで、ノーマルより、9MM長い取り付け長となった。

外装を装着して、跨ってみる。

今度は、「すうっ」とノーマルより、変更前より少しだけストロークして沈み込んだ。

う~ん、ユニットスイング恐るべし。この辺の寸法はシビアだったんだなぁ。

比較するには同じ道を、ということで、ジュースとアイスを買いに森町へGO!。

リヤの突っ張り感と、つんのめり感は見事に治まっている。

突き上げ感は、やはり良好、細かい凹凸は見事に吸収して乗り心地はしっとり。

コーナリングの一体感も戻ってきてニンマリ

それどころかノーマル以上に良くなった部分も。

倒し込みのリニア感が上がり、セルフステアが少し出てきた。

コーナリング中の車体の動きも掴みやすくなった。

あと、タイトターンではらみにくくなった。何故だろう???

おお、トリちゃん、君は、こんな感じに変身するのね。ちょっと感動。

いろいろ手間が掛かったけど、これで報われた気がした。

この状態で長距離を走ってみて、懸案だった腰へのダメージを確認したい。

夏休みは何処へ行こうか?