80年代再生工場 工場録

80年代をこよなく愛し、仕事終わりの工場で夜な夜な遊んでる日々の記録

皮剥き

2018-05-26 20:51:00 | SDR
見た目的には、失敗したといえる、今回のタイヤ交換。

ノーマルより1サイズづつ大きいのだから、当然といえば当然なのか、

でも、使ってなんぼの消耗部品、乗ってみたら如何なのよ。

タイヤの皮むきを兼ねて、ちょっと走ってみた。

乗り心地は、エアボリュームを期待したけど、

タイヤの構造の剛性の方が勝っているようで、少し硬い。

外径は大きくなったけど、加速が鈍くなったとか、

ブレーキが効かなくなったとかいうのも感じなかった。

車高が上がったとか、鈍重になったとかも、物理的にはあるんだろうけど、

鈍感な自分にはそれほどの大きな違いは感じない。

流石に安定感は増して、小さい、細いバイクに乗っている感覚は薄くなったけど・・・。

浅いバンク角の時の反応は良くなっていて、あまり倒さなくても直ぐに旋回が始まり、

スーっと曲がるのが、本当に気持ちいい。

ゆっくりの速度でもライン取りを頭に描いて、そのとおりトレースできたら楽しくなる。

このフィーリングはタイヤの剛性や断面形状が関係しているのかも知れない。

BSのT30EVOも乗り心地は硬いけど、ハンドリングは良いんだよなぁ。

もう攻めた走り方はしないので、グリップが如何とか判らないし、

自分には必要ない部分だが、一般道を楽しく流す程度の速度では十分だと思った。

なんだか、気に入ってしまったなぁ。前のタイヤより全然相性いいかも。



帰りは空気圧を2.0kgから1.8kgに落としてみたけど、乗り心地はあまり変わらなかった。

50km程度走って来て・・・超アマリングですけど、



そんな奴がタイヤのレポなんてするなって・・そりゃそうだ(爆)


トリシティでツーリング

2018-05-22 21:46:00 | トリシティ
20日はいつもお世話になっているドリームさんのツーリングに途中までお邪魔してきました。

原付2種のツーリングということで、久々にトリシティの登板です。

前日はバイクに乗る気にならなかった程の強風だったけど、今日はそよそよ位。

朝は曇りで、少し肌寒かった、走っている間にちょうど良い気温になって、清水に着く頃には、少し暑くなった。

ここで、皆さんとはお別れして、由比で昼食、旬の桜海老♪


150号を走る頃には、すっかり天気も良くなっていて、海はキラキラ、風は冷たくて、気持ちよかった。

焼津では、ブルーインパルスの演技見ながら走ったり、

休憩で寄った静岡空港では、飛行機の着陸を見たりして、思いのほか盛り沢山のツーリングになった。

シメはしばちゃんで。



トリシティはいつも好印象なんだけど、今回はちょっと問題が・・・

金曜日に工場の片付けとごみ捨てをやったんだけど、そのときに腰を痛めたらしく

朝から重~い感じだったんだけど、

それを、ボヨンボヨン動くリヤサスペンションに攻撃されて、かなり辛かった。

この先、長く所有して、長距離を走るなら、ボヨンボヨンはなんとかしなければ。



ふぎょぎょ<じぇじぇ

2018-05-21 21:36:00 | ノンジャンル
朝ドラ「半分青い」は録画したりして毎日見ている。

途中から見始めたけど、楽しめている。

このドラマ、小道具に凝っていて、カメラやオーディオなどに80年代、又はそれ以前の物を頻繁に登場させる。

きっと俺みたいなオッサンの視聴者を増やそうと思っているに違いない(笑)

(でも、車やバイクはあまり出てこない、ここはちょっと残念)

19日の土曜日は仕事が休みで、久しぶりにオンタイムで見た。

そしたら、トヨエツ演じる秋風羽織がレコードに針を落とすシーンで

2度見してしまった。このステレオ、うちのと一緒だ。

もう45年くらい前の、しかもあんまり売れていなくてマイナーな筈なのに、何で?

いやぁ、すげ~テンション上がった。





タイヤ交換

2018-05-19 20:09:00 | SDR
時系列があれですけど、備忘録という事でご容赦を・・・



もう長い事換えていなかったSDRのタイヤ、TT900GP、

前回の走行の後、ひび割れを見つけて、とうとうお別れの時が来た。

SDRはタイヤの選択肢が無くって本当に苦労する、

どの銘柄も、どこか妥協して履いているような・・・

長い期間使用しておいて言うのもあれなんだけど、

TT900GPは運転手(俺)との相性が宜しくないので、もう履きたくない。

随分前に、3YKのTT91の時も同じ事を思ったっけ。TT9ナントカは苦手。

TT100やK300GPは好きだったけどなぁ・・・30年以上も遠い昔の話(懐)

TT900GPの前に履いていたBSの方が好みだけど、う~ん。

で、結局、あまり深く考えずにポチッた。

だってぇ、アマゾンでぇ、やすかったんだもん・・・RX-02

値段の事もあったけど、新しい設計のタイヤを試してみたいっていう好奇心が沸々と。

フロントはフロント用、リヤはリヤ用、というのが良いのではないかと思っていたし。

でも、一番細いサイズを選んでもFR共10mmづつ幅広なものしか無い。

結局、妥協なのか?

同時に注文したのに、振り込みが2度、配送も別日で若干面倒だったけど4日位で到着。

製造月はリヤが4か月前、フロントはつい最近だった。

何年かぶりにタイヤ交換するから細かい手順を忘れていて、思い出しながら、のそのそ進める。

古いタイヤはリムから外す時に、メリメリと派手に布地を見せながらひび割れた。



使用期限とっくに過ぎていたんだろうなぁ。

RX-02はタイヤの剛性があって(硬くて)はめるのに苦労した。

PPバンドで縛るとスルっと入るという情報があったのでやってみたけど、硬くて全然入らない。

このやり方、ラジアルの軟らかいタイヤにしか使えない様な気がする。

結局、片側の耳をリムにいれてから、タイヤにPPバンドを通し、

もう片方の耳は入れたところからバンドを縛る。

そうすると、再度外れたり、ビードが上がってきたりせずに、比較的楽に入れられる。



まぁでも次回は機械でやって貰いたいくらい、大変でした。

ちなみに、バランスは15g位ずれていたけど、今回はウエイトは付けていない。



ホイールを車体に取り付けてみると、う~ん、やっぱりそうなるか・・・

見た目、タイヤの幅は、思ったより気にならない。





しかし、外径は、かなり大きくなった。

フロントフェンダーの隙間は少なくなったし、スイングアームとの隙間も減った。





まあそれは良いとして、ホイールの外のゴムの黒い部分がかなり増えて、

扁平率が大きな「昔のタイヤ」になったみたい。





適正なリム幅より1サイズ細いホイールに組んでいるからか、

タイヤのプロファイルも丸い感じ。

格好悪くなった・・・

あと、特にリヤタイヤなんだけど、重くなった(重量未計測)

それと、外径が大きくなったから当然、サイドスタンドを立てたときの傾きが大きくなった。




修理

2018-05-07 20:24:00 | SDR
箱根からの帰り道

エンジンの調子が悪くなり、やっとの思いで帰宅したSDR

具体的には、箱根を出発した後で、徐々にアイドリングの回転数が上がり

静岡あたりで、アイドリングしなくなった。

その後、低速トルクも無くなって来て、60KM/Hくらいなら走るけど、発進が困難に、

下が全く無くなり、交差点で停車するたびにエンスト、キックを繰り返した。

あ~疲れた。思い出すだけで右足が筋肉痛になる。

連休中の天気の悪い日に修理してみることにした。

症状からすれば、燃料系、スロージェットの詰まりか、2次エアーの吸い込みで

混合気が薄くなっているっぽい。

先ずは、キャブレターのフロートチャンバーを開けて見る。

スロージェットの詰まりは無かったけど、錆の粉の堆積があった。

前回開けた時も気になったんだよなぁ、だから詰まりを疑ったんだ。

タンク、錆び始めている・・・(涙)

一通り清掃して組み立て、異常なし、次。

エアクリーナーの破れを診たけど異常なし、次。

インシュレーターの亀裂なし、負圧コックのホース、YEISのホースも異常なし。

とすると・・2次エアーを吸う場所は・・・ここか?

クランクシールの左。

数週間前に確認したばっかりだけど・・



電装を外して見る。目視では、異常なし、でももうここがかなり怪しい。

このままキックしてみると、空気吸ってる音がした。

シュコシュコ、ゴボゴボ、音は小さいが、直キャブの様な・・

ストックしてあった、新品シールに交換した。



このやり方は、お勧めしません。シールの裏側には、クランクベアリングが有るからね。

工夫してやらないと、修理しているつもりが、エンジンぶっ壊す事になる。

新品に交換完了。



2個上の画像となんら変わりは無いなれど、その通り、見た目は何の問題も無かった。

オイルなども垂れていない。目視では点検できないっていう事か。

キックすると、音はしなくなった。

電装を取り付けて、エンジン掛けると、普通にアイドリングしている。治った。



結局、「ピストンリングを交換して、圧縮が戻ると、クランクシールが抜ける」っていう

ベタな「あるある」が起きたのだった。

しかし、よく帰って来られたなぁ。去年の行程なら、DNFだったかも。

左は、潤滑されないし、まぁ消耗品だから、仕方ない。

でも、右は、あまり悪くならないし、うちに来てからは今まで1度も替えたことが無い。

さすがに「恐らく30年物のクランクシール」はまずいだろうなぁ、交換しないと・・安心出来ん。