80年代再生工場 工場録

80年代をこよなく愛し、仕事終わりの工場で夜な夜な遊んでる日々の記録

フォークオイル交換

2018-02-20 19:14:00 | ランツァ
SDRが一区切りついたので、

今度はランツァのフォークオイル交換を実施。

整備性が悪いランツァだが、フロント周りは比較的楽チン。



さっと外して、



さっとばらす。



きったないなぁ、乗りっぱなしにして悪かったな。

こんな状態でも、フロントの動きが悪い訳ではない。

交換し、組み立てた。動きは、何も変わらない。

油脂類の交換やグリスアップの時期を見極めるのは難しい。

でも、これだけオイルが汚れるのなら、次回はメタルを交換した方が良いかなぁ



ラジエターキャップ

2018-02-15 18:56:00 | SDR


冷却水を抜いた時、ラジエターのキャップのパッキンが痛んでいたのを発見した。



バルブの方はブヨブヨで根元の方はパキパキ、良く漏れなかったなぁ。

ブヨブヨをはさみで切って、根元のパッキンを切り出して、

無理矢理再使用するつもりだったが

安い部品なので、新調することにした。





1年に1回の交換が理想的な部品なのに、30年間、1度も換えていなかった。

端面のバリが手を切りそうだったので落として、ちょっと細工して、取り付けた。



これで、やっと冷却水を入れられる。


グリスアップといえば

2018-02-07 23:55:00 | SDR
今年は寒いなぁ、ほんと辛い、体調悪い

土日とトリシティで出かけていたが、ライダー、バイク共に調子悪かった。

トリも南国生まれだしなぁ・・て関係ないかwink

こういう時は引きこもって今出来る事をやっておこう。


さて、グリスアップといえば

リアサスペンションのリンク

こちらもしばらく点検していなかったっけ。





思いつきで整備を進めているので、段取りが悪い。

またマフラーを外すことになるのか・・・と思ったが、外さなくても出来た。



飛び散ったチェーンルブやタイヤが巻き上げた砂ボコリなどで汚れている。

しかし、グリス切れは無く、消耗や傷、錆も無く良好。

清掃、脱脂して乾燥後、グリスをベアリングに押し込み、組み立てる。



前回点検したのは何時だったか忘れるほど前の事だ。

意外と面倒くさいんで、頻繁にはやりたくない。

自分の使用状況なら5年に1回位で良いと思う。

今回のグリスアップの効果は乗っていても体感出来ないだろう。

状態は悪くなかったし、オーバーホールの効果が分かりにくい場所だし。

何はともあれ、気になっていた場所は整備できた。あともう少し。

桜の季節が待ち遠しい。


フロントのエンジンマウントを分解点検

2018-02-03 20:41:00 | SDR
一度は組み立てたんだけど、訳あって冷却水はまだ入れてない。

で、ああ、あれもやらなきゃ、と思いついて、マフラーを外す。



マフラーのフランジのナットの右側、非常に締め込みが難しい。

ラジエターを外さないと、うちの工具では不可能だ。

何か良い方法は無いものだろうか?





エンジンマウントをフレームから抜いた。



ドライブシュは今回もここで調達した。何種類もあったけど、今回は大同メタルの物。

カラーは純正部品を買い置きしてあった。今は部品番号が違うかもしれない。

ブシュの打ち買え、グリスアップして組み立て完了。

外した部品を洗浄して状態確認。



カラーの側面が摩耗しているのが気になる。



ブシュは固着していて抜くときに変形した。

内側の表面処理層は完全に無くなり肉厚も薄くなっている。

状況から察するに錆が原因で摩耗が進んだのだろう。

結構傷みやすい場所だし、整備性の良くない場所なので、

マフラーとラジエターを外した機会に必ず点検しておいた方が良いと思う。