先に述べた通り、名鉄では金山駅3番ホームの神宮前駅寄りの一部に可動式扉の設営を試験的に行いましたね。
これから来年3月にかけて仮供用の運びとなります。
しかしながら、私自身が心配していた通り、一部の車両においては使えないことも判明しました。
特に、残念ながらも2000系や2200系の特別車には全く使えないようだ。やはり3500系や9500系、6500系等に照準が置かれたか。まぁ、あの6000系はどうせ生い先も短いため、まだ良いとしても。
今のままでいけば、2000系や2200系の特別車の扉位置を変更せざるを得まい。
改造対象は2000系48両、2200系は34両に。総計82両か。
しかしながら車体を丸々取り換えには莫大な費用も。
そのため車体をそのまま残して扉位置だけ変える手も。但し、無理矢理な改造になり、車体自体の強度低下も懸念されますが。かつては、5700系を改造で3扉化する案もありましたが、すぐに立ち消えになった経緯があります。
また、扉の幅は今の1000ミリから1300ミリにして乗りやすくすることも選択肢。何だか阪急6300系や京阪8000系を彷彿させるような外観になろうが、この際はやむを得まい。(苦笑)あ、そういえば、名鉄でも7100系がいたなぁ。うん。
こうした工事は京王重機が得意と思われますね。日車豊川や名鉄舞木工場だけで果たして可能かしら?
ともあれ、これからの名鉄側の動きに要注意です。