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官僚国家とは…宇都宮~東京浜松町~新橋~小石川~東京~仙台

2008年05月15日 21時53分05秒 | Weblog
先ほどのヤフーニュースに次のような記事が掲載されていました。
【自民党の中川秀直元幹事長は5月下旬、政治生活の決意をつづった「官僚国家の崩壊」を出版する。著書で中川氏は、党内の「増税派」と呼ばれる与謝野馨前官房長官らが消費税の税率引き上げを唱えることを踏まえ、「(税金の)無駄を残した増税は、エリート延命のための負担を国民に押し付ける」と批判している。】

戦後の我国が、驚異的な速さで経済成長を成し遂げたのは、まさに優秀な官僚政治によって為されたものと言われております。高級官僚はIQが抜群に高い頭脳と、自民党と言う資本主義を標榜する政党がフィットしたのだと言う論評もあります。
国際的にも、世界で最も成功した社会主義国家であると言い切る国際学者も存在します。
日本が成功した社会主義国家だなどとは、誰も感じていないと思うのですが…

それはまさに官僚国家、官僚が許認可制度と言う、国家主義的な施策を仕切って来た事を指摘しているのでしょう。その官僚の人事権と執行する法律を作るのが政治家です。
ところがその政治家は「選挙に負ければ唯の人」になってしまいます。
自分の選挙区事情などが絡まって政策に手抜かりが起きる場合が多いと言います。

その身分が定まらない政治家と異なり、高級官僚は、生涯身分が担保されつつあります。
結局、政治家も官僚が行なう施策に頼りざる得ない状況になってしまいがちなのでしょう。
優秀な官僚が政策を立案して執行し、その官僚の身分を擁護する政党によって、日本国家が繁栄して来たのだと識者は言います。その結果、現在、年金問題、医療制度、税制問題などして具現化して来たと言えるのでしょう。

中川前自民党幹事長の言う「官僚国家の崩壊」とは、その高級官僚と自民党との蜜月時代終焉を意味するのでしょうか。
もし本当に「官僚国家の崩壊」が起きるのだとしたら、官僚達が、戦後の経済復興から成長期を過ぎ、熟成期に入りつつある時代の潮流を読み切れなかったのだと思われます。
人は皆、自分の身分が保証されると、時代の先を読み取る緊張感が希薄となります。

今日は、東京新橋にある東京電力本社を訪問しました。
電力供給と言う仕事自体が公共性の高い仕事でもあり、昔は、電力会社の社員も国家公務員のようだった言われておりました。現在の電力会社は、一般の大手企業より、はるかに庶民的で、常に民衆の側に立った対応を実践しております。それは常に民衆の中に入り込み、実体験をしながら先を読み事業施策を練って業務を遂行しているからでしょう。

写真は私の向って左隣が営業部生活エネルギーセンター所長の竹内 豊さん、私の隣が戸建住宅マネージャーの浅野俊郎さん、そして同じく課長の難波一俊さんです。

高級官僚も電力会社の事業手法を見習えば、与党幹部から「官僚国家の崩壊」などと言われない状況を構築できたと思うのですが…
今日は宇都宮・東京・そして仙台と…明日は一旦東京に戻り、空路で北斗市へ…
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