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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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志(こころざし)があれば夢やビジョンは蘇える…北斗市~函館~東京浜松町~大崎

2008年05月27日 20時50分09秒 | Weblog
先ほど乗って来た山手線のJR駅ホールに座り込み、その雑踏の中から虚ろな視線を過ぎ行く人々の頭上に迷わせている中年男性がおりました。
風采から知性の片鱗を垣間見れるのですが…
直ぐ斜め下にある大きな柱の陰にあるデッドスペースに身を寄せれば、多くの人々の視線を遮る事は可能ですが彼は、あえて大勢の目線に曝される事で、社会人としての敗北を世間に向って宣言しているようにも見えます。

この世に生を受け、義務教育を受けて進学し、企業に就職してサラリーマンになる。
引かれたレールに沿って何となく過ごして来た人の殆どは、そのままそのレールに沿って、その後も何事もなく一生を終える事になります。
それもまたひとつの人生なのでしょう。

人によっては、何かのきっかけに、自らの人生をダイナミックに突き動かす、衝撃的な動機付けが為される場合があります。
「あの人のようになりたい」「あのような会社の経営者になりたい」「あそこに行けるようになりたい」「改革で世直しをしなければならない」「多くの人々に影響を与えたい」
何かのきっかけで、このような願望が含浸して自分を支配するようになる場合があります。

社会的に責任のある立場を自らが構築した人のすべてが、この希望、夢、ビジョンを身中に包含し、遮二無二に自分の人生を突き進んでいるものです。
その先に突き進む人をサポートし、その人の陰に隠れ、そのような人の後に付いて行くのも生き方のひとつでしょう。
むしろその方が賢明な生き方だと言えるのかも知れません。

描いた夢が妄想だと気づいた時、人は一気に挫折感に苛まれるのでしょう。しかし、私の知り合いの人ですが30年間にわたり挑戦してきた事業に失敗し、全てを失ったと思いきや、彼はその失敗を糧にして全く新しい事業を立ち上げました。
その時に描いた夢やビジョンは、時代の潮流とともに失せる場合がありますが、志を失っていなければ、何回でも新しい夢とビジョンを構築する事が出来るのでしょう。

今日は、東京都内で開催したファース勉強会を行いました。
写真は弊社の智専務、私の隣が講師を務めたハウスGメンの代表取締役 仲田幸嗣さん、日本モーゲージ㈱の太田祐也さんです。
仲田社長の講義内容から新時代のビジョンリセットを感じた人も多かったと思います。

特に今日は工務店経営者のビジョンを創造する内容でしたが、壮大な志を掲げ、常に夢とビジョンを持ち続ける事を再認識した勉強会でした。
雑踏の中で虚ろな視線を追う人生とならないためにも、この志を失わないようにしたいものです。
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