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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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理屈は後から付けるもの…北斗市~函館~東京~高崎市

2008年05月20日 21時38分13秒 | Weblog
企業を興す時は、事前にマーケットリサーチを充分に行う事が必須であろう。
市場の状況を詳細に調査し、分析を行い、その上で企業戦略を企画し、計画、目標を立てます。次にそれを段階的に実践してゆくのが創業時の常識なのでしょう。
この常識的な実践方法は、全てが理屈が先になり、理屈にそって実践しようとしています。

私が企業を創業する時には、理屈など立てるにも理屈の立て方そのものの知識がありませんでした。
調べてみますと30年前の企業創業者は、その学歴で最も多かったのが中卒者であったと言うデータがあります。
当時は、私も含め、理屈に基づかないで、感性や感覚、それに勘などで企業を興す人が多かったと言われています。
経営理論や市場環境、ユーザーニーズなどに全く無頓着であっても創業が出来るのですね。

創業者の多くが、周りの空気、雰囲気、自然状況に付き動かされて、いつの間にか行動を起こしていたと言います。
私自身を顧みても、まさに理屈には全く無頓着なまま行動を起こし、気付いたら今のファース本部と言う企業が存在していたように思います。
ファースの家と言う住宅システムを開発したのも、理屈が先にあったのではありません。

何故、家は腐るのか…何故、断熱性能が劣化するのか…何故、工務店経営はクレーム産業なのか…何故、住む人にストレスを与えてしまうのか……このようにいつも何故、何故、何故…誰に聞いても有効な解決策が見出せず、様々な人々の経験談を聞いて、それを現場に生かす事で、このファースの家と言う住宅システムが出来上がっておりました。
オフシャルサイトに記載されている効能などの能書きは、出来上がったシステムに後から理屈をつけているに過ぎないのです。

今日は群馬県高崎市のファース工務店、エルホーム㈱を訪問しました。
写真は、エルホーム社長室で社長の中野晴道さんと撮りました。中野社長は、私にとって工務店先輩経営者になります。
ファース工法がまだ認定交付もされていない、発足当時からのお付き合いです。
冬寒く、夏にバカ暑い上州で、冷房対応システムの実証実験を色々と協力を戴いたものです。

中野社長もバブル以前から創業され、バブル期、衰退期などを乗り越え、経営実績を保持されて参りました。
やはり、理屈より行動を実践されており、理屈は後から付けているように思われているようでした。中野社長との懇談が今日のコラムテーマとなりました。
東京経由で久々に上州を訪れましたが、今日の飛行機移動はジェットコースターのような大揺れ移動でした。
明日は信州飯田市まで陸上移動する予定を…
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