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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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転んで立ち上がる時に…東京文京区~青山~大崎

2008年05月28日 21時52分10秒 | Weblog
「転んでもただで立ち上がるな」と言います。
これは「失敗は成功のもと」と同意語だとも思われます。
強いものにチャレンジし、撥ね返される事で学び取る事が多くあるのでしょう。

我々が行なっている住宅システムの研究でも、想定通りに結果が出る事など極めて稀です。
全てが想定通りに推移し、全てが成功続きで物事が為されたとしたら、これほどリスキーな物はありません。世の中に存在する人の造った物の全てが、試行錯誤の結果の産物と言ってもいいでしょう。ともかく失敗しないで産まれた物など在り得ないのです。

発明は失敗の副産物であり、失敗から得た情報を研究開発の糧にするのでしょう。
場合によってはあえて失敗を繰り返してその反応を観察し、失敗の裏側を探ろうします。同じ失敗を繰り返すなと言いますが、失敗する事を恐れない試みでの失敗は、もはや本当の失敗とは言えないのです。

今日は午前中に、都内文京区にある地盤調査システムの開発メーカーのビイック㈱を訪問しました。写真は手前から会長でオーナーの佐藤長範さん、ご子息で地盤減震部の佐藤和森さん、技師の桜井正義さん、私の隣が営業課長の船田文生さんです。このビイックさんと言う会社は、超音波探査方式の地盤調査機を開発したメーカーです。

オーナーで会長の佐藤長範さんは、地盤調査における国内でも屈指の有識者であり、数々のシステム研究と開発をして世の中に送り出してきました。現在も簡単で安価で施工出来る、平面式免震システムを開発してご紹介を戴きました。佐藤さんも繰り返し、繰り返し、試行錯誤をしながらハードを確立して来たと言います。
転んだら立ち上がる際に、必ず何かを拾ってから立ち上がる根性が必要なのでしょう。

今日の午後、神宮の森、明治会館でファース専用部材を製造しているメーカーさんや電力会社さんなどで構成するファースメーカー協力会(FMA)の総会と懇親会がありました。構成メンバーの多くが上場メーカーさんですが、はやり製造する過程での失敗事例が商品開発の大きな糧になると言う事が話題になりました。

「転んでもただでは起きない根性」「転んだら何かを拾って立ち上がる根性」を充分に意識した一日でした。今日、蒸し暑い東京でしたが雨になりそうな明日は、千葉、茨城に…
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