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手間のかかる布オムツが見直される…滋賀県~京都~関西空港~函館~北斗市

2008年06月13日 18時23分01秒 | Weblog
ネットニュースの記事で、昨今、紙オムツではなく、洗濯などの手間のかかる布オムツを使用する人が増えていると言います。オムツ市場では、汚れたら捨てるという手軽な紙オムツが主流でした。しかし、最近の傾向として、その都度洗う手間のかかる布オムツの使用率が高くなっていると言います。今、なぜ布オムツが人気なのか…

このネットニュースでも、赤ちゃんとのスキンシップをより多く図れる事が一番の理由になっているようです。全国に160店舗のチェーンストアを展開するユニー(愛知県稲沢市)のキッズ・ベビー専門のEショップでも、最近の売れ筋は布オムツだそうです。
店舗運営責任者によると、布オムツをEショップで扱い始めたのは3年前だそうで、口コミで布オムツの良さが広がりはじめ、今ではネットだけで年間5万枚もの布オムツが売れていると言います。

近年は、年々、右肩あがりで布オムツの売り上げが増えているようです。
「布オムツは、赤ちゃんとのスキンシップを向上させる」と言う理由を聞いて、無機質社会になったと言われる中で、とてもホットで安堵するニュースに思えました。

最近の紙オムツには、強力な吸収体が入っていて、2~3回おしっこをしても新しいおむつに取り替えずに済むため、布オムツと比べると交換する回数が歴然と減ってしまいます。赤ちゃんは、オムツを交換する際にお母さんとの肌の触れ合いがあり、親子の肌を通じて愛情交換が出来ていたのでしょう。その肌の触れ合いが激減する事で、本来の自然発生的に行なわれていた愛情交換が少なくなり、無機質人間が多くなったと言われて来ました。

紙オムツには、スキンシップだけでなく「紙オムツをしている赤ちゃんのオムツ離れに時間がかかる」と言う、統計も出ているそうです。布オムツが汚れ、肌に濡れた感覚が伝わり易く、赤ちゃんは「濡れた感じ」「不快な感覚」を早く覚えると言う事です。
このようなソフト面だけでなく、洗って繰り返し使える布オムツは、「エコ」の面でも「経済的」な面でもメリットが大きいと言う事になります。

とかく合理性や能率性が重視されてきた今までの生活の中に、布オムツが右肩上がりの普及状況にあると聞いて、日本社会の文化度の底深さを見た気がしています。
家づくりも、手間のかかる和風の木造軸組み工法が見直されており、ここにも日本人の在るべき姿が見えて来ます。日本人で良かった!…写真は今日、機内から撮った日本の象徴である富士山です。今日は、真夏の近畿地方から気温14℃の北海道に帰社しました。
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