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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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進化し続ける電化機器と人間達…東京大崎~浜松町~芝大門

2008年09月25日 21時04分07秒 | Weblog
10年前、携帯電話で動く新幹線の中から何処でも、誰にも、いつでも、電話を掛けられると言う事を想像した人がどれほどいたでしょうか。20年前に車の付いた移動電話が発売され、ほぼ同時に肩からぶら提げる重いバッテリーの付いた携帯電話が発売になります。それでもその出現にはとても驚いたものです。それから一年を経るごとに、大きさが小さくなり、機能と性能が向上され、今では名刺サイズの携帯電話になっています。

私達が昭和60年に日本で初めてオール電化(当時が全電化と言う)専用の住宅システムを立ち上げた時、台所で用いるクッキングヒーターは、まだ赤く熱するニクロム線でした。
今ではガスより出力が高いと言われるIHヒーターへと進化しています。
エアコンにしても当時、エネルギー消費効率(COP)が2.5程度のものが、現在は倍以上の効率となり、6.0のものまで発売されるようになりました。
2011年からテレビがアナログからデジタルに移行しますが、10年前にこのような綺麗なビジュアル放送を一般の家庭で視聴出来ると思った人も少なかった事でしょう。

進化するのは電化機器に限ったものではありません。新幹線は東京と大阪を2時間30分で行き来してしまいます。昭和60年台の開通時は4時間でしたがそれでも大きな驚きでした。
カーナビにしても、知らない土地を機械が示す指令どおりに運転すると正確に最も近道で行き着く事が出来るようになりました。

人々は我が侭になり、贅沢になりつつも、その欲望を満たす方法も一緒に見出す賢明さも持っていたのでしょうか。電化機器の進化は今後も留まる事は無いと思われますが、同時に人々の生活が無機質で情緒性の乏しいものなって行くのではなかいと心配です。
私達は便利さの訴求と同時に、人々の本当の幸せとは何かをも同時に進化させるべきです。

写真は今日、弊社の東京事務所を訪問して戴いた福岡市博多区、ジェイ・コモス㈱の社長、大島修治さんと撮りました。大島社長はカーボン繊維で面体のヒーターを開発しています。炭素繊維に通電させる方法で面体発熱させるため、従来と異なる発熱部材となります。
今年は寒冷地や豪雪地帯で融雪装置の開発に共同チャレンジする事になりました。
大島社長は次世代商品の開発と同時に、自らが遭遇した全身火傷の大怪我から生還した経
験を生かし「人生逃げたらあかん」と言うテーマで経営者を励ます活動をしています。

ものの進化と人間としての進化…進化を真価に変える取り組みに感銘します。
今夜はお悩み相談が4通も来ており、これから回答します。明日は北斗市の本社に帰社を…
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