前回の続きぃぃぃ・・・。
お父ちゃん!
八方尾根スキー場で、1人大滑走を満喫した後は、清く正しく愛する奥さんの元へブロロロ~んとすたこらさっさと帰りましょうね。
だけどその前に、しっかりと温泉には浸かって行きましょう。
ワクワク混浴温泉の姫川温泉の朝日荘にね!
気持ちはすっかり、ムフフフの混浴風呂!
だがしか~し!毎回毎回、毎年ここでは芸がない!
そろそろ番台のおばちゃんに、ニヤリと顔を覚えられていることだろうしね。
そりゃそーだ、毎回ニヤニヤ訪問していればね・・・・。
ってことで心を鬼にして、『エイヤー』っと方向転換したわけだね、お父ちゃんはね、うんうん偉いね。
ドンドコドンドコ山道を登って行くと、カーナビで行き止まりのここは小谷温泉。
あまりにも豪雪過ぎて、冬になるとクローズしちゃうんだって。
まさに幻の秘境っぽくていいではないか、うんうん期間限定の雪見風呂、今日はまだやっていた。
実は去年、行こうとトライしたのだが、温泉に電話したものの見事にクローズで音信不通だったのだ。
だから今回は、是非ともご入浴したいので、山道をブォンブォン、お尻フリフリ飛ばして駆け上がっていく、いいねやっぱり4WDは、つおいつおい。
(別にスピード飛ばすことはしなくてもいいんだがね・・・。)
積雪量はおおよそ1.7~8m、向かいのバス停の標識がすっぽり首根っこまで雪に埋まっているのをみたら、おぉぉぉこれは、クローズしちゃう前に早い事、山を下りなければ。
っと、ザブーンとお風呂に駆け込む若社長。
日本の秘湯はおいらが守るぅ、由緒正しい温泉なので、決して廊下走ってはいけません!
はやる気持ちを抑えて、すり足差し足忍び足でこっそりゆっくり湯船に向います。
ましては、「パシャパシャ」お写真など、ご法度でございます、てか。
実は湯治湯としても有名な山田旅館。
以前知り合いの旅行代理店の人が言っておられたのを、今思い出した!
『はーん、ここがその山田旅館かぁ~。』
自分で歩くことが出来なかったおじいちゃんが、この湯治湯にしばらく滞在していたら、なんと帰りの日に、あら不思議、自分で立って歩くことが出来るようになったんだって。
全国でもその効果は結構有名みたくて、その旅行代理店でも何度かツアーを組んでいるみたい。
『へー不思議な効能の温泉なんだね~。』
なになに、その期待の成分はナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)でラドンを含んでいるんだってさ。
はやりの重曹泉でラドンを含んでいるっていうからには、聞いただけで浸かってポカポカ暖まってきたぞ。
湧き出るお湯も飲むことが出来きるのね。
お湯の湯加減は丁度いい温度で、ゆっくり肩まで浸かれます。
だけど、炭酸泉の効果か?聞くからに効能がありそうなラドンの効果か?
内からポカポカ温まってきて、吹き出る汗がハンパないの。
なになに、説明書きには「湯気も効果があります。吸入療法の為、換気は控えています。」って書いてあるではないか。
『おーそうかい、そうかい』っとこれ見て、「スーハースーハー」と深呼吸。
んんん、なんだかこりゃー猛烈に僕ちゃん、お元気になった気分なのね。
疲労回復で、すっかり元気になっちゃった若社長!
「ビヨヨヨ~ん」っと、家で待つ奥さん目がけてまっしぐら!
これまたお尻をフリフリ4WDでブロロロロ~ンっと山を下ったのでした・・・・。
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