神聖な比叡山延暦寺の周辺の山々を、バサバサ駆け巡るトレイルマラソン。
その走行距離は50キロで、7つの山を七転八倒で転げ周り、アップダウンすること累積の標高3700m。
しかも前大会の完走率が46%と聞けば、刺激を求めて走ってくるしかない!と、酔った勢いで「ポチっ」としちゃった大会に参加して来ましたの。
仕事も子守も放棄して、可愛い子供に、これまた魅力的な奥さんを泣く泣く富山に置いて、車で前泊ね。
走る前は、昨年50キロの白馬トレイルを走っているので、距離的には大丈夫だろう、ただ心配なのはアップダウンの山々7つ、でも、閉門時間が11時間だから何とかなるだろうぐらいにしか思っていかなったのだが、実際は大間違い!かなり苦戦をして、閉門時間11時間もギリギリのレースでした。
レース中アップアップしながら、考えてみたら、今年に入ってハーフ一回と、猿倉山と呉羽山でバサバサとトレランの練習をしただけだった、こりゃ脚の筋力が耐えられないわけだ、トホホホホと後悔先立たず(´Д` )
【万歳、白馬トレイル無事完走♪(´ε` )】
朝一延暦寺の本堂で、坐禅を組む貴重な体験をさせてもらい、なんとレースプロデューサーで世界の鏑木さんとのツーショットをGET、ラッキ~( ´ ▽ ` )ノ
「福光さんはピクニックに行くみたいだねぇ~。」と同室のサブ3の方々に突っ込まれたものの、「いやいや、私1番最後尾から追っかけますので、万が一食料が無くなってガス欠になったら、待っていてくださいよ。」なんて強気で返しましたが、強者さん達ぴゅーとあっという間に見えなくなっちゃった。
若社長!10時間かけてもがき苦しみ、やっとこゴールした訳ですが、強者さん達は速い人で5時間台でゴールしちゃうんだってさ、クワバラクワバラ、クワバタオハラ。
二つ目、三つ目、四つ目の山のアップダウンにやられ、15キロと25キロ付近で、早くも脱落リタイヤが頭によぎる。
急坂を駆け降りた代償で膝と太腿が、前半早くも黄色から赤信号。
給水不足か?ミネラル不足か?脚が攣って登りも降りも踏ん張ることができず、幾度となく転んであちこち泥だらけ(´Д` )
刻一刻と迫る第四エイドの閉門時間19時20分、時計をチラチラ、最終手段はゼッケンを付けている安全ピン、これを外して太腿やらハムストリング、脚の筋肉という筋肉を「プスプス」さして喝を入れざるを得ない始末、あーいたたのた、でもこれ意外と効くので本当に最後の最後の手段(´Д` )
20キロ付近の第二エイドから37キロ付近の第三エイドに向かう途中、半分諦め地べたに座っていたら、後ろから来た親切なお兄さんがマグオン(攣り防止にかなりの効果あり)をくださったではないですか。
「ありがとう、お兄さん!」
半分諦めかけてきた閉門時間突破に向けて、もうひと走り。
だけどこの時点で閉門突破はかなり難しい、スタートしてからのアベレージ13分20秒/km。
折角遠くまで来たんだしここで諦めずに進もう、朝一の座禅で無になり己と向き合う事を教えてもらったのを思い出し、脚のそこたらじゅうが痛いけど、極限状態で対峙した結果、再び走る事を決意。
しかもマグオンの速攻の成果か?攣りが少し和らいだ感じ。
後半の降りは山でなくロードが多かったので「よーし」と、ここぞとばかりに降りはここにきて脅威の5分/kmを下回るペースで挽回。
最後の第四ステーションを通過の時点では、アベレージ12分/kmを下回るまでに、よし間に合うぞ!
自分でもかなり驚きだったのが閉門ギリギリかと15、25キロ付近で半分諦めていたのに、45キロ付近の第四エイドを1時間の余裕を持って通過、って事は10キロで1時間を挽回って事、これかなり頑張った走りって事で、太腿さんを褒めてあげましょう、ロードの下り坂を正に「バサバサバサ~」もしくは「トコトコトコ」と駆け降りた訳ね、時たま「ざざざー」と尻もちついて転がったりもしていましたがね( ´ ▽ ` )ノ
残り5キロのうち3キロを難なく降り、よし残り最後の2キロで400メートルの山を登ればゴールだ、と安心していたのだが、最後にトラブルが!
頑張って走りすぎて、気がつけば脱水症状に、フラフラボーと一歩一歩登るも、ただでさえ暗くなった山道、ヘッドライトを照らして頑張って登るも、目の前がチカチカちらつき、靄のかかったように、あっやばいやばい水を取らなきゃ。
と、座り込んで、あれれ?第四エイドで水の補給をし忘れるという過ちを(´Д` )
あー残り1キロ、動悸と吐き気で、暫くダウン。
っとそこへまたまた救世主現る!「頑張ってください!最後ですよ、どうされました?」と声をかけてくれるお兄さんが!
「すみません、脱水症状なのかボーとしてしまって、もし分けていただける飲み物あったら少し頂けませんか?」
「大丈夫ですか?お水でよければコレ全部どうぞ!わたしまだありますので。さっ最後まで頑張りましょう、ゴールは最後ひと山登ったところですよ。」
沿道の方の応援と、名前も知らない見ず知らずの救世主のお兄さん2名、そして頑張ろー頑張ろーと励ましあったて走ったランナーの皆さん、実に色々な方の温かい支え、応援があって何とか50キロを走りきる事が出来ました。
ヘッドライトをフラフラ照らして戻ってきましたよ延暦寺に、鏑木さんとガチッと握手してのゴールは10時間12分、よくやったよくやった、うんうん、あ、いたたたた。
うーん、暫くはもういいかなロングトレイルは・・・。
だけど7月には80キロの美ヶ原トレイルに、8月は浜黒崎から立山山頂を目指す65キロの立山マラニックに、エントリー済み。
どなたか、代わりに走られる人おられましたら、お譲りしますよ(エントリー、宿付きです。)(´Д` )
今回、フラフラの極限状態で己と対峙して、つくづく思ったことは、脚が痛い!これに尽きました。
無になろうとも、一歩一歩ズシリとくる痛さは、耐えがたいものでしたが、よく走りきりました。
これは素直に自分を褒めてあげましょう、パチパチパチ( ´ ▽ ` )ノ
あっ、でも自分と対峙して良いことも発見したよ。
これからは、奥さんのお風呂を覗くのも(たまにお手洗い)、シレッとお尻を触るのも、事前に断って断固決行することにしまーす。
だって奥さんの嫌がってるもん、ね。
「いーかーい、お風呂の戸今から開けちゃうよーん。」
「良いですかぁ~?今からお尻をガシっと鷲づかみ、もしくはサスサスしちゃいますよーん。」
てね。
あっ、でも暫くは奥さん振り向いてくれないかもよ、だって子守りを放棄してきちゃったからねぇ~(´Д` )
奥さーん、今から帰りまーすよー、許して丁髷みたらし団子( ´ ▽ ` )ノ
その走行距離は50キロで、7つの山を七転八倒で転げ周り、アップダウンすること累積の標高3700m。
しかも前大会の完走率が46%と聞けば、刺激を求めて走ってくるしかない!と、酔った勢いで「ポチっ」としちゃった大会に参加して来ましたの。
仕事も子守も放棄して、可愛い子供に、これまた魅力的な奥さんを泣く泣く富山に置いて、車で前泊ね。
走る前は、昨年50キロの白馬トレイルを走っているので、距離的には大丈夫だろう、ただ心配なのはアップダウンの山々7つ、でも、閉門時間が11時間だから何とかなるだろうぐらいにしか思っていかなったのだが、実際は大間違い!かなり苦戦をして、閉門時間11時間もギリギリのレースでした。
レース中アップアップしながら、考えてみたら、今年に入ってハーフ一回と、猿倉山と呉羽山でバサバサとトレランの練習をしただけだった、こりゃ脚の筋力が耐えられないわけだ、トホホホホと後悔先立たず(´Д` )
【万歳、白馬トレイル無事完走♪(´ε` )】
朝一延暦寺の本堂で、坐禅を組む貴重な体験をさせてもらい、なんとレースプロデューサーで世界の鏑木さんとのツーショットをGET、ラッキ~( ´ ▽ ` )ノ
「福光さんはピクニックに行くみたいだねぇ~。」と同室のサブ3の方々に突っ込まれたものの、「いやいや、私1番最後尾から追っかけますので、万が一食料が無くなってガス欠になったら、待っていてくださいよ。」なんて強気で返しましたが、強者さん達ぴゅーとあっという間に見えなくなっちゃった。
若社長!10時間かけてもがき苦しみ、やっとこゴールした訳ですが、強者さん達は速い人で5時間台でゴールしちゃうんだってさ、クワバラクワバラ、クワバタオハラ。
二つ目、三つ目、四つ目の山のアップダウンにやられ、15キロと25キロ付近で、早くも脱落リタイヤが頭によぎる。
急坂を駆け降りた代償で膝と太腿が、前半早くも黄色から赤信号。
給水不足か?ミネラル不足か?脚が攣って登りも降りも踏ん張ることができず、幾度となく転んであちこち泥だらけ(´Д` )
刻一刻と迫る第四エイドの閉門時間19時20分、時計をチラチラ、最終手段はゼッケンを付けている安全ピン、これを外して太腿やらハムストリング、脚の筋肉という筋肉を「プスプス」さして喝を入れざるを得ない始末、あーいたたのた、でもこれ意外と効くので本当に最後の最後の手段(´Д` )
20キロ付近の第二エイドから37キロ付近の第三エイドに向かう途中、半分諦め地べたに座っていたら、後ろから来た親切なお兄さんがマグオン(攣り防止にかなりの効果あり)をくださったではないですか。
「ありがとう、お兄さん!」
半分諦めかけてきた閉門時間突破に向けて、もうひと走り。
だけどこの時点で閉門突破はかなり難しい、スタートしてからのアベレージ13分20秒/km。
折角遠くまで来たんだしここで諦めずに進もう、朝一の座禅で無になり己と向き合う事を教えてもらったのを思い出し、脚のそこたらじゅうが痛いけど、極限状態で対峙した結果、再び走る事を決意。
しかもマグオンの速攻の成果か?攣りが少し和らいだ感じ。
後半の降りは山でなくロードが多かったので「よーし」と、ここぞとばかりに降りはここにきて脅威の5分/kmを下回るペースで挽回。
最後の第四ステーションを通過の時点では、アベレージ12分/kmを下回るまでに、よし間に合うぞ!
自分でもかなり驚きだったのが閉門ギリギリかと15、25キロ付近で半分諦めていたのに、45キロ付近の第四エイドを1時間の余裕を持って通過、って事は10キロで1時間を挽回って事、これかなり頑張った走りって事で、太腿さんを褒めてあげましょう、ロードの下り坂を正に「バサバサバサ~」もしくは「トコトコトコ」と駆け降りた訳ね、時たま「ざざざー」と尻もちついて転がったりもしていましたがね( ´ ▽ ` )ノ
残り5キロのうち3キロを難なく降り、よし残り最後の2キロで400メートルの山を登ればゴールだ、と安心していたのだが、最後にトラブルが!
頑張って走りすぎて、気がつけば脱水症状に、フラフラボーと一歩一歩登るも、ただでさえ暗くなった山道、ヘッドライトを照らして頑張って登るも、目の前がチカチカちらつき、靄のかかったように、あっやばいやばい水を取らなきゃ。
と、座り込んで、あれれ?第四エイドで水の補給をし忘れるという過ちを(´Д` )
あー残り1キロ、動悸と吐き気で、暫くダウン。
っとそこへまたまた救世主現る!「頑張ってください!最後ですよ、どうされました?」と声をかけてくれるお兄さんが!
「すみません、脱水症状なのかボーとしてしまって、もし分けていただける飲み物あったら少し頂けませんか?」
「大丈夫ですか?お水でよければコレ全部どうぞ!わたしまだありますので。さっ最後まで頑張りましょう、ゴールは最後ひと山登ったところですよ。」
沿道の方の応援と、名前も知らない見ず知らずの救世主のお兄さん2名、そして頑張ろー頑張ろーと励ましあったて走ったランナーの皆さん、実に色々な方の温かい支え、応援があって何とか50キロを走りきる事が出来ました。
ヘッドライトをフラフラ照らして戻ってきましたよ延暦寺に、鏑木さんとガチッと握手してのゴールは10時間12分、よくやったよくやった、うんうん、あ、いたたたた。
うーん、暫くはもういいかなロングトレイルは・・・。
だけど7月には80キロの美ヶ原トレイルに、8月は浜黒崎から立山山頂を目指す65キロの立山マラニックに、エントリー済み。
どなたか、代わりに走られる人おられましたら、お譲りしますよ(エントリー、宿付きです。)(´Д` )
今回、フラフラの極限状態で己と対峙して、つくづく思ったことは、脚が痛い!これに尽きました。
無になろうとも、一歩一歩ズシリとくる痛さは、耐えがたいものでしたが、よく走りきりました。
これは素直に自分を褒めてあげましょう、パチパチパチ( ´ ▽ ` )ノ
あっ、でも自分と対峙して良いことも発見したよ。
これからは、奥さんのお風呂を覗くのも(たまにお手洗い)、シレッとお尻を触るのも、事前に断って断固決行することにしまーす。
だって奥さんの嫌がってるもん、ね。
「いーかーい、お風呂の戸今から開けちゃうよーん。」
「良いですかぁ~?今からお尻をガシっと鷲づかみ、もしくはサスサスしちゃいますよーん。」
てね。
あっ、でも暫くは奥さん振り向いてくれないかもよ、だって子守りを放棄してきちゃったからねぇ~(´Д` )
奥さーん、今から帰りまーすよー、許して丁髷みたらし団子( ´ ▽ ` )ノ