大空を見上げて

日頃感じていること

春のそよ風

2009-03-23 | Weblog
 昨日今日は強風で空港でも大事故が起きたほどだが、土曜日は快晴で風も少しで午前中仕事だったので帰宅して妻を誘って自宅の近くの花見川を越え、10kmほど歩いた。
木蓮や雪柳の花が民家の庭先に多く見られ桜も場所によって見事に咲いていた。
素晴らしい天気の中、爽やかな風が快い。
休憩を混ぜて3時間のウォーキングを充分楽しんだ。

 「風さそふ 花よりもなほ我はまた 春の名残りを いかにとやせん」
 
これは浅野内匠頭の辞世の句である。
私はこの時期いつもこの辞世の句が頭に浮かびその時の内匠頭の心情を考える。
元禄14年3月14日(1701年)城内で刃傷沙汰を起こし、江戸城(皇居)不浄門より田村家(新橋四丁目)に預けられ、時の将軍徳川綱吉は激怒、即日夜切腹を命じ田村家の庭先でこの辞世の句を最後に散って逝った。
元禄15年12月14日赤穂浪士が主君の仇討ちのため吉良邸に討ち入った。
戦国の時代が終わり、日本の歴史上一番長期平和な時代「徳川270年間」の中で起った凄い事件の一つだったろうと思う。
      
         (写真:美しい木蓮の花)
コメント
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