このところ少しばかり忙しくそして少しばかり疲れていて先週の復活祭の記事ご紹介できませんでした。一週間遅れになってしまって失礼致します。
復活祭(イースター)は基本的に春分の後の最初の日曜日ということで年に日付けが変わる移動祝い日です。
イースターの日に続く月曜日は延長で祝日 フランスでは金曜日から4日間のゴールデンウイークで家族が集まる機会 我が家も次女夫婦が孫を連れて帰宅しました。着いて2泊は同じ土地に住む婿さんのご両親の家に その後の1泊2日は我が家での滞在。
日曜日のお昼は婿さんのご両親に招かれて過ごしました。記事の最期にメニューご紹介致します。
月曜日は義妹を誘って私達夫婦 次女夫婦と孫の昼食でした。何度も書きますが義妹は魚介類は食べるベジタリアンなので野菜中心にお魚を加えた献立にしました。
オードヴル
*右のお皿は ほうれん草と蟹のクリーム和えのミニパイ
*左のイソギンチャクのおに皿はミニパイの 型ぬいたときに残ったパイ皮に、アンショワイアード(アンチョビーペースト)、タプナー ド(オリーヴのペースト)、ジェノヴェーゼペースト(バジリコのペースト) を塗りパルメザンチーズを振りかけて焼いたもの。
切り抜いたあとの残りパイはかなり風情のある形をしているのですよね。捨てるには惜しいです。味つけとても好評でした。
釣鐘型のものも作ったのですが写真ではあまり見えませんね。釣鐘の響きは教会への招きとイースターを意識していくつか作ったのですが。
*自家製オリーヴの香草漬け
これは昨年11月下旬に我が家のオリーヴ3㎏ほど収穫したものを仕込み 時間は掛かりますが 現在美味しく出来上がりかなりの好評でお分けしています。ご興味がおありでしたらまた他の記事で作り方ご紹介します。
手作りのオードヴルはいつも好評です。家庭の集まり暖かさを感じる時間とも思います。義妹がシャンペンを運んでくれ私も用意していたのですがアペリティフのシャンペン以降は私の好みの白ワインで続けました。
蟹とほうれん草のクリーム和えミニパイ
材量 写真の2倍ほど出来上がる材料です。
*蟹缶 上等なものでなくても宜しいです。 正味 180g位?
*ほうれん草 400g 茹でて水を切り微塵切り の後は100g以下位です
*エシャロット 微塵切り 大1
*大蒜 半片 微塵切り
*小麦粉 小1
*白ワイン 大1
*チキンブイヨン 大3
*エストラゴン 少々
*バター 大1 +オリーヴオイル大1 これは私の好みでバター大2でも
*生クリーム 10cl 位
*カイエンヌ 少々
*グルイエールチーズ 大2
作り方
1 オリーヴオイルとバターを熱しエシャロットと大蒜を焦がさないように炒めほうれん草を加え更に軽く炒めそして蟹を加えて炒める。
2 小麦粉を加えさっと混ぜてから白ワインとチキンブイヨンを加えて混ぜ エストラゴンを加え熱が通り次第生クリーム、グルイエールチーズ、カイエンヌを加えて混ぜる。
3 パイ皮の中に2を詰めて食卓に。
パイ皮も中の具も前もって作り置きできます。サーヴィスする前にいずれも温めなおしてご使用ください。
冷えたパイ皮の中に冷えた具を詰めて置いて当日オーヴンで熱々に温めても宜しいです。
メルルーサと野菜のココナッツカレー
今日は長くなるのでレシピご説明いたしませんが 前にも同じようなカレー作っており私のプログには随分掲載してありますのでご参照ください。
前日のおよばれ前の午前中に翌日の買い物済ませ メルルーサ かなり大きなもの一匹仕込みました。帰宅後の夜 切り身に捌き 頭と中骨で美味しいブイヨンを作り凝縮して冷凍。落合は他の料理用に保管と保存食も用意。
皮を取り除いた厚い切り身は塩、胡椒、大蒜、タイム、白ワインで下ごしらえをして置き一晩寝かせて置きました。
野菜のソースは別仕立てに 最後に軽くソテーした切り身を加え 軽く馴染ませる程度に温めたものでいつもより少し手間のかかったものが頭の中にありました。
当日は忙しいと思いソースはこれも夜遅くに冬野菜で作ってみたのです。出来上がり美味しいのですが 豚肉だったら絶対なのだけれど お魚には合わないと満足できず 当日朝早く起きて他の野菜を求めて市場まで走り他のソースを作りました。
主人はあきれ顔なのですが好みに合わないものを食卓に出すことはできませんよね。
野菜はズッキーニ、茄子、パプリカ、トマト ココナッツミルク 仕立ての物です。このお魚にはこのような取り合わせがやはり一番です。軽めのココナッツソースとが一番 冬野菜仕立てはソースが重くなってしまいます。
オーガニックのコーリアンダーも沢山載せました。
唐辛子レモンソース
小さなソースなのですが私のカレー料理にはいつも出てくる皆に人気のソースです。
どこかに詳しいレシピが入っていますが
レモン汁
エシャロット、大蒜、生姜の微塵切り
ナンプラ
自家製唐辛子ソース
以上の配合です。
春の葉キャベツのソテー
下の写真のようなものこちらで春これは市場でそれも時折ですが売られています。菜の花の葉にも似たような少し苦みのあるもの。
さっと茹でてオリーヴオイルとバター半々の中エシャロット、大蒜、生姜、向日葵の種と一緒に炒めてみました。チキンブイヨンと白ワイン醤油もほんの少しの薄みの味つけです。最期に我が家風煮レモン汁少量。
春の葉キャベツ
蕪の簡単サラダ
Red meat という蕪です。外の皮は緑がかった白。水気とちょっとしたほろ苦さの調和した蕪 一年を通しては手に入りませんがあるときは好みで調達します。
スライス 塩で軽く揉み20分ほど。レモン汁と胡麻油などで和えるシンプルなものが一番美味しいです。塩はあまり使っていないので水洗いなどせず軽く絞るくらいで宜しいです。
生ビーツと胡桃のサラダ
主人はビーツ好みではありません。でも最近私が生のビーツのサラダを作るようになってから好みのようです。
ビーツをラップするのは手が真っ赤になってしまうのでフードプロセッサーにお任せ
味付けは
少量の大蒜卸したもの
レモン汁
胡桃
胡桃オイル
塩
胡椒
パセリ微塵切り
この日の食卓
写真の左隅にカリフラワーのガレットがあります。先日作って置いて冷凍しておいたものベジタリアンの食卓を飾るために思い出して加えました。
この献立皆に 好評でとっても嬉しく思いました。私は孫にかかっきりであまり食べませんでしたけれど。孫には彼女の大好きなお魚とブロッコリーを入れたごく薄味の茶碗蒸しを用意しておきました。それにキヌアのパスタ。
クリストフ アダムのオレンジタルト
前日に婿さんのご両親にご招待されたのは初頭に書きました。
その日のハプニングは???
ころところ寒い冬の日々が続き疲れの私 簡単なデサートと用意していたもの下の写真でご覧できますが彼のご両親の家で次女が作っていました。
味つけは異なるでしょうが 娘との競争は避けなくては。お招きから帰宅後家にある素材を見て急遽変更のデサートを用意しました。
ブラッドオレンジで明るいオレンジ色ではないのですが又 他の風情もあります。ブラッドオレンジは普通のオレンジより甘みが強いのでレモン汁も加えて。このお菓子は美味しいです。
慌てて夜遅く制作したのでクリームの中にバターを入れるのを忘れバターは0パーセントです。でもとても好評でした。 バターなどいらないのではと今考えているところです。
さて復活祭日曜日 婿さんのお父様の作ってくださった献立
グリーンアスパラガスのムース
レシピお聞きしましたがこれは秘密。初めて作ったとおっしゃられましたがとっても美味しかったです。
子羊の低温7時間オーブン焼き
セープ、ジロル茸
お父様も婿さんもすごく料理上手。謙遜されているけれどお母様も でグルメ家族です。
この後チーズプレートも。
デサート
オレンジチョコレートケーキ
お母様作
次女作編み込みアップルパイ 作り方は此処に
でてきた時 ハッと、明日のデサートは考え直さねばの考えが まず一番に頭の中を横切りました。
ゴールデンウイークの次女カップルが旅立つ時からストライキが始まりました。この日は鉄道からは前から告知されていたものです。ほぼ3か月 週7日のうち2日間のスト。どの日がストになるかは不規則 現在フランスの交通事情はかなり混乱 状態です。
次女夫婦 火曜日お昼を食べたからの出発予定だったのですが 車もかなりの交通沈滞とのことで孫にご飯を食べさてから 正午少し過ぎに発っていきました。お昼のメニュー 前もって予備準備していたのですが残念。
とっさのことで急いで親子三人分にそれぞれ野菜沢山の鶏カツのお弁当と孫には余分に作った茶わん蒸し、夕飯も着いて即食べられるよう 残りのカレーや付け野菜 ご飯 持たせて発たせました。
まだ完全に出来上がっていなかった茸と小玉葱沢山のビーフシチューを持たせることができなかったのは少し残念ですが。
次女に家にタッパウェアーが増えるばかりだよと言われました。私は一年中買い足しなのですが。(苦笑)
今日の文面は長くなってしまいし再度失礼致します。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。