この地方の人は豆食い。この白いインゲンが大好き。土地ではモジェット (mojette) と言い収穫時以外は乾燥状態で一年中。年間通して食べています。考えると日本人も豆食い人間なのでは?手元にある白いんげん甘く煮ずにこの土地シャラント風に煮込んでみたらどうでしょう。ちょつといつもの食卓に異国風味添えるのでは?
新しい物は下煮する事なし直接料理しますが乾燥インゲンの場合は (250gでの説明) 一晩重曹をほんの少し入れた水の中でふやかし丁子を玉葱にさしセージと月桂樹 ニンニク 胡椒とてことこと柔らかく茹でます。(圧力鍋は使わないほうが)(塩は入れないで。硬くなってしまいます。)固めに煮えあがった頃フライパンにオリーブオイルとバター半々(この地方ではバターだけですが)の中に多目の玉葱(2から3)のみじん切りまたは薄切り (貴方の好み) 人参2本程の薄切り トマトの皮を除いたみじん切りと又多目の大蒜を炒め茹で煮汁が豆より下にならないように捨て野菜とブイヨンキューブを加え又ことことセージ新たに加えて煮込みます。汁が足りない時は熱いお湯足してください。必ずお湯 水加えると豆がはじけてしまいます。ふっくらつやつやはじけることなく煮あがったら成功です。セージは豆の消化にとても大切な物忘れないで。それでもほどほどに。入れすぎると苦くなります。この地方より少し北 野菜の宝庫でもあるバンデ(Vendée) 地方の厚めの生ハムをさつとフライパンで焼いて添えるのがクラッシックです。
私はソース ヴァン ルージュをそれに付け加えました。此処から遠くない緑のベニス (沼地にたくさんの回路があり緑に覆われた中船をこぐ夏の観光地です。≫で疲れた後小さなレストランでこのおソースと出され感激しました。エシャロットと大蒜のみじん切りをバターを焦げないように炒め赤ワイン ブイヨン ブーケガルニ加え半分ほどまで煮つめ味見少々バター加えるのがフランス式ですがそれは又お好みに調節してください。