Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

お友達の庭の小さな素朴な桃で素朴なファー

2010-07-28 18:07:10 | デサート desserts
日曜日の午後私達の古いお友達 主人の親友が沢山の彼の田舎の家で取れた桃 伝統的な手製の籠にそれは美しく 山盛り いくつも抱えボンジュール。何日か遊びに来てくれました。



Pêche de vigne ペッシュ(桃)ド ヴィーニュ(葡萄の木)
形は小さく産毛が沢山。ちょっと渋みも。でもジューシーで酸味も利いているし食べ始めると病みつきになる桃です。上の写真は4-5cmくらいの大き目の物だけです.その他小さい2-3cmの物 が沢山。味がコンパクトでとても美味しいです。私の好み。ぱくっと皮ごと口に放り込んでも、

写真には全部ご紹介しないけれどかなり沢山の量です。 桃は痛みが早いし。 まだ無花果の保存食作り終わらないのに仕事が二重になってしまった。無駄にしないように料理しなくては!


まずデサートにファー。

プラムを入れたファーブルトン(ブルターニュ風ファー)は有名。レシピ変えて前に何度かご紹介しました。でもこの桃のファーも美味しいですよ。

そして嬉しいことには混ぜるだけで出来上がる本当に簡単なレシピです。素朴な味 バターも入らないしクラフティのように沢山卵も入らないし・・・

   いかが?



    材料

 *小さな桃12個 650g程

 *卵 3
 
 *砂糖(出来ればカソナード) 90g+10g(皮と種を除いた桃に絡める)

 本来のレシピはもっと砂糖の量が多いです。でも私にはこれで充分

 *バニラの入った砂糖一袋(バニラエッセンスでも)

 *薄力粉 150g

 *ベーキングパウダー 1/2袋 5g

 *塩 一つまみ

 *牛乳(私は好みで豆乳) 1/2L

 

 作り方

1 卵 砂糖 バニラを混ぜる。

2 薄力粉  ベーキングパウダー 塩を混ぜる。

3 皮を剥き 種を除いた桃に砂糖 10gをまぶせる。

4 型にクッキングペーパーを敷き (型抜きしやすいように バターも要らないし) 桃を並べ液を流しオーブン200度で約45-50分ほど焼く。

型にバターを塗り軽く小麦粉をはたいてからアパレイルを流すのが本来のレシピです。バターの風味が移りそれは美味しい物です。お好みでご選択どうぞ。

5 焼きあがった時点で型の中で5分ほど馴染ませてから型抜き網の上に載せ冷やす。




昨年6月下旬彼の田舎の家と我が家を二週間交換し彼の果物宝庫の庭の産物で色々コンフィチュール作りました。
ことにさくらんぼ。彼の田舎のお家はノルマンディーに近いので此処より気温が低く滞在中は遅めの種類のさくらんぼがそれは沢山で。皆に分けたのだけれど今年になってもまだ残っています。




話が逸れましたね。

又桃の保存食の話出てくるかも知れません。痛みかけた桃はすでに全部調理しましたので。
今日は保存食作りに疲れ もう書く気力ありません。爆


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年二回収穫のある無花果まず一期のお料理

2010-07-26 16:58:35 | 野菜 ベジタリアン料理 Légumes
無花果 今頃と九月後半と二回収穫があります。
現在取れるものはとても大きく水っぽくそのまま食べるには美味しくないけれどお料理に野菜のように使えます。九月後の物は小さく身が充実。

無花果のカルパチョ



完熟の無花果 皮を除き スライス。玉葱 大蒜 コーリアンダーの微塵切りを載せ 塩 胡椒 醤油と唐辛子を少し隠し味。
バルザミック酢(又はレモン汁)とオリーブオイルを好みの割合でかけ冷たく冷やしてサーブ。
このお料理温かいご飯ととても合います。


近所のお爺さんお散歩中 私が庭にいたので こんにちわ と話が始まりご招待。
この大きい無花果は本当に美味しい小さな子供を育てるためのお乳。準備段階なのだよ。
少し不可解で調べてみたけれどよく判らず。ご存知の方お教えくださいね。

ところで水気は多いけれど煮詰めると美味しいソースが出来ること発見しました。今まではチャツネーやコンフィチュールのみだったけれど。

と言うわけで無花果のカレーソース。(昨日のピザもこのソース利用です。)

フィレミニヨン 無花果ソース



 *無花果 皮を剥き微塵切り
 *玉葱 大蒜 生姜 トマト皮を剥いた物 微塵切り
 *唐辛子
 *ガランマサラ(シナモン 丁子 カルダモン ターメリックナツメッグ等など)
 *レモン
 *塩胡椒

を少量のオリーブオイルでいためてから野菜のブイヨンで煮詰めた物です。

今日は豚ひれ肉(フィレミニヨン)を焼いた物とトマトはほんの少しのラタトウイユに冷凍庫に残っていたヒヨコマメを加えたものが付け合せの野菜。


フィレミニヨン 無花果ソース

盛り付けを変えて




現在取れる無花果はこのようなもの



無花果の木



今年は例外的な無花果の収穫です。毎日30個程。朝沢山摘んでも夕方には又同じ位に熟したものが。この何日間300個超す量の無花果のソースを仕込み瓶詰めに。水分が多いので煮詰める時間も掛かり出来上がりは1/2ほどになります。50clの瓶で20程。暑い中まあ大変ですよ。苦笑
私の保存食の棚には入りきれません。
まだまだ終わりそうも無い。どうしよう?

そして初秋にも又ね・・・

新しい保存食考えなくては!!!





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ズッキー二、ラルドン,リコータチーズのピザ。 ポテトでの応用編

2010-07-24 00:33:08 | 野菜 ベジタリアン料理 Légumes
昨夜ピザを焼こうとパン生地を仕込んで置いたのだけれど暑くて食欲無く作る気分ではありませんでした。本日のお昼に。でも庭のトマトまだ未熟だしグルイエールチーズもない。冷蔵庫にリコタチーズを見つけ如何かな?。
主人凄く気に入った様。使った材料メモして置いた? 

ズッキー二、ラルドン,リコータチーズのピザ




  *ピザ生地 小麦粉 T55 300gを使い皆さんご存知のように用意しました

  *ズッキーニ 500g 3本

  *玉葱 1/2 微塵切り
 
  *ラルドン(べーコン)75g

  *大蒜 2-3片 微塵切り

  *リコータチーズ 125g

  *塩 胡椒 オレガノ

  *タバスコ(好みで)

  *ミニトマト いくつか

  *山羊チーズ 30g-40gほど

  *液体生クリーム 大1-2

  *オリーブオイル (ピザの皮に少量落とす)

焼く前



 作り方

1 玉葱 大蒜は微塵切り 

2 ズッキーニ 二本はカッターを使い微塵切りにしておく。一本は薄切り塩を軽く振り電子レンジで30秒ほど固めに用意する。

3 オリーブオイルを温めラルドン(ベーコン)を入れ焦がさないように 油が出てきたら玉葱 大蒜を加え透き通るまで炒める。
ズッキーニの微塵切りを加えしなやかになるまで炒め 塩 胡椒。

4 3 軽く冷えてから リコータチーズと混ぜる。

5 ピザ皮を伸ばし 4の具を敷き輪切りのズッキーニとミニトマトと山羊のチーズ オレガノを散らし 生クリームをかけて250度に温めておいたオーブンで15分ほど焼く。(オーブンの性格により異なるのでご調節ください。)

ピザ台の変わりにじゃが芋で作った物



じゃが芋は輪切り硬めに茹で塩 胡椒 ナツメッグ。ほんの少しのバターで味付けをします。
ピザ台を敷く代わりにポテト。後は同じような要領。このお料理もお美味しいです。生クリーム多目にしたほうが良いと思います。

山羊のチーズを入れると個性的な味に仕上がります。でも手に入らないときにはパルメザンチーズでもよろしいでしょうね。

イチジクのピザ



我が家のイチジク年に2回収穫があります。現在収穫の物は大きく水っぽくそのまま食べても美味しくありません。
イチジクカレーソースに仕立てピザ皮に敷き生のイチジクの輪切りと山羊のチーズを載せて。ピリ辛甘味と山羊のチーズの塩味と美味しい物です。

イチジク凄い量の収穫でこのところ保存食作りにてんてこ舞い。明日にでも少しお料理ご紹介致します。


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サーモンとジュリエンヌ ディュオのブロシェット ブリュノワーズ添え

2010-07-22 19:51:16 | 魚貝料理 poissons
サーモンと白身の魚ジュリエンヌ をミニブロシェットに。
付け合せはカレーピラフと夏野菜 ブリュノワーズの炒めた物。混ぜないで重ねて型で抜いたものを添えました。
*ブリュノワーズとは野菜を小さな角切りにしたものです*

サーモンとジュリエンヌ ディュオのブロシェット 夏野菜ブリュノワーズブレゼ カレーピラフ



長女の滞在の後次女がパリからお友達連れて帰省。娘の好みは判るけれどお友達の好みは? 一応前もって好みの調査は。(笑)
何でも食べると答えられたけれど・・・ 
お肉も魚もと言うことだったけれどやはり海辺だから魚の献立。彼女コルシカ島出身なので南仏風の野菜をあわせたレシピに決めました。

サーモンと白身の魚は癖が無いのでお魚本当に嫌と言う人を除いては皆喜ぶ素材です。


ジュリエンヌ フランスで鱈のカテゴリーに入れられてしまう白身の魚だけれど身が締り焼いても身崩れしないのでこのようなお料理にはぴったりです。
 
 4人分

  *サーモン 300g  ジュリエンヌ 300g  4cmx4cmほどに切る 

  *塩 胡椒
 
  *タイム ローリエ  サーモンにはディル

  *大蒜の摩り下ろし 1-2片

  *白ワイン 大 2

  *オリーブオイル 大 2

    で

 2時間ほどマリネ。

 作り方

と言うほどの物では無いのだけれど 笑

サーモンは中が生に仕上げるのが(で無くてはというのが)私の 好み

1 ジュリエンヌの切り身はマリネの汁を切ってから軽く小麦粉をはたきフライパンにオリーブオイルをいれ軽く表面色好き中まで通らない状態でクッキングペーパーの上で油きりします。

2串に刺してアイオリソースにバジリック(バジル)を加えミックスしたものを塗りオーブングリルで綺麗な焦げ目が着くまで焼き上げます。


サーモン 中 半生です。残りのアイオリバジリックソースを添えて。


 ピラフは普通のカレー味のピラフ。

 ブリュノワーズ 下の素材でアルダンテで炒めた物

   *赤ピーマン(パプリカと日本では言うのですよね?)

   *セロリ

   *ズッキーニ

   *玉葱

   *大蒜
 
   *塩 胡椒

   *オリーブ油

   *黒オリーブ

   *オレガノ

今日のオードブルは
メロンと生ハムの花仕立て




メロンの季節です。ことに私の住む地方のメロンは有名です。そのまま切ってサービスもダイナミックで美味しいけれどちょっとお洒落に。

生ハムの塩味とメロンの甘さが調和美味しいオードブル。




串 アルミホイルで焦げないように包むの忘れました。家族の出入りが多いと嬉しさに忙しさになんとなく気が散ったお料理になりがちです。苦笑


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ブーりッド  野菜沢山 西南仏風魚スープ

2010-07-20 01:06:41 | 魚貝料理 poissons
南仏風の魚のスープと言ったら皆さんブイヤーベース思いますよね。似ていますよ。でも距離何キロメートルか離れる土地では似ているけれど他のアレンジ。今日のブーリッド Bourride は 地中海岸 モンペリエの西 スペインにも遠くない セート(Sète )のレシピが有名です。
 
野菜タップリの田舎風ブーリッド


日本のサイトでは白いブイヤーベースと色々紹介されていますが 私はある方のレシピを参考 そしてマルシェでその日のこのお料理に合いそうな経済的な魚を購入使い沢山の野菜を入れて私風にお料理しました。

野菜の沢山入った家庭的な魚のスープです。 

今日使用したお魚は

 ホウボウ(Grondin)
 
 ビーヴ(Vive)
 
 小さなにしひめじ(Rouget) この頭は蟹の様なお味が出るのでお勧め。

私 魚のスープ用 小さめの魚。好みのものを少しずつ選んでも皆均一の値段で売ってくれました。

皆 地中海のお魚です。そして頭に美味しい味が詰まっているのでとても美味しいおだしが取れます。高級にはアンコウとか舌平目 サン ピエール 鯛 等などを使うのがですが。

でも普段のお料理にはね・・・

美味しくできましたよ。






 材料 4人分

 *魚 上の写真 に もう一匹にしひめじが入っています。

 *野菜

   人参 蕪 セロリ ズッキー二 フェンネル インゲン(茹でて置き最後に)
 
   玉葱 大蒜 パセリ タイム ローリエ

 *オリーブオイル 大 1

 *白ワイン 10cl

 *野菜のブイヨン 1/4カップ
 
 *サフラン

 *バジリック (あれば)

  作り方

1 魚の頭を野菜のブイヨン 白ワイン ブーケガル(タイム ローリエ パセリの軸 セロリ 大蒜)塩 胡椒 水から入れ静かに火にかけ煮立ってから約5分で火を止め 蓋をしたまま20分ほど置く。ざるで漉す。

2 オリーブオイルを熱し 玉葱と大蒜の微塵切りを焦げないように炒め 野菜を加え 1 のブイヨンを加え 柔らかくなる直前まで煮てから 塩 胡椒 サフランを加えて魚の大きさを考慮しながら次々に加え野菜と共に仕上げる。




ところで大切なのはソースです。上のレシピには油ほとんど入っていないでしょ!

美味しいおソースが必要です。

 材料

 *ジャガイモ 大1 (茹でてつぶしておく)

 *オリーブオイル 大 3

 *レモン汁 1/2

 *大蒜 4片 つぶして置く

 * トマトソース 大1
  私はトマト  小1 皮を剥いて微塵切りを使いこれがとても好評でした。

 *卵黄 1

 *塩 胡椒

 *バジリコ少々

 *タバスコ 好みで


ハンドミキサーでマヨネーズ状になるまで全部掻き混ぜる。


戴く時 熱々ではないスープ 大3 ほどこのソースに加え添えて召し上がれ。

大蒜でこすったクルトンと食べるのが一般的な食べ方です。



一言

このところPCが気まぐれ。最近撮ったお気に入りの写真沢山失くしてしまい がっかり 更新の気力 ありませんでした。今日の写真はいまいち でもレシピは美味しいと思います。

7月15日レシピプログ様にイチオシプログでご紹介頂きお礼を申し上げたかったのですが遅くなり申し訳ございません。有難うございました。とっても嬉しく思いました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。


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