マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

私の手抜き飯(みそ汁)

2021-06-04 | 日々の暮らし
毎日、何をどうしたら食材を準備してから食べるまでを時短できるか、考えています。
行きつく思考は「手抜き」です(笑)
いかに、手間をかけずに1品を仕上げるか、を考えるのは割と楽しいです。

本日ご紹介する、私の手抜き飯は「みそ汁」

食材の準備
材料は以下のとおり。

 味噌(出汁入りが望ましい) 小さじ1強~小さじ2強(好みのしょっぱさでどうぞ)
 顆粒出汁(出汁入り味噌をつかわない場合は必要) 小さじ1
 お好みの具材(乾燥野菜、冷凍野菜、カット野菜、乾燥しいたけ、いりこ、鰹節、塩こんぶなど)

以上です(笑)
具材は、いろいろと組み合わせて数種類を入れることもありますし、1種類だけのときもあります。
たまに、前の食事の際に残ったおかずを入れたりもします。
いりこや鰹節は、出汁を取るというよりは、具材として入れて、ついでに味を付ける目的で使います。
お椀の大きさにもよるのですが、味噌や顆粒出汁の分量は、その時々の体調や他のおかずの塩分で変化させています。
具材については、土井善晴先生が「みそ汁の具は何でもいい」というお言葉を実践しています(笑)

直火は使用しない
以前は、ちゃんと鍋でお湯を沸かして出汁を入れて味噌を溶いて......という基本的な作り方をしていて、少し前に手抜きをするためにインスタントみそ汁を毎日作っていたのですが、ふと思いました。

普通の味噌も熱湯で溶くだけでええやん

もちろん、インスタントみそ汁と違って、キメが荒かったり味噌かすが残ったりはしますが、別に身体に悪いものでもないし、大丈夫なはず。

ということで、私のみそ汁の作り方は以下のとおり。

 1.具材を電子レンジで温めておく。乾燥物は湯や水でもどしておく。
 2.味噌と顆粒出汁をお椀に入れる。
 3.お椀に熱湯を入れる(我が家は湯沸かしポットの湯を入れます)
 4.味噌と顆粒出汁を味噌が完全に溶けるまで混ぜる←ここを一番丁寧に(笑)
 5.1で準備しておいた具をお椀に入れてひと混ぜ、で完成!(笑)

一番手間がかかるのは、4の味噌を溶くところです!(ここ、大事!)

手抜きみそ汁のメリット
直火を使わないみそ汁の作り方は、鍋も汚さないので洗い物が減らせる点があります。
また、家族に合わせた味付けにしなくても、それぞれが必要とする塩分量を調整できる点もいいですね。
具材も、ひとりひとりの好みに応じて別々の具を入れることもできますので、我が家の母のように偏食家で塩分を控えなくてはいけない持病があったり、小さい子どもがいる家族の場合は、臨機応変に対応できると思いますし、何より作りすぎるといったことがないので、みそ汁が残らない点もいいです。

作る時間はどうかというと、これは一長一短です。
具材に乾燥物を使う場合は、水や湯で戻す時間が必要になりますし、具材を切ったりする場合は当然その分の時間もかかります。
ですから、みそ汁に使う具は大体カット野菜か冷凍野菜か残ったおかずが中心ですね(笑)

手抜きみそ汁を作る場合、最大のメリットがあります。
それは、食事を準備している感覚がほとんど感じられないことで、食事作りのストレスがかなり軽減されること。
それなりの手順はありますが、どれも簡単な工程ばかりです。
鍋で作る場合は、湯を沸騰させてはいけないとか、味噌は一番最後に入れるとか、具材は火が通りにくい順番に入れていくとか、何かと気を遣わなくてはいけないのですが、手抜きの場合はそんなことは考えなくても、ただお椀に具材と調味料を入れて、混ぜればいいだけ。
ひとつ気を遣うとしたら、先に味噌と出汁を湯で丁寧に溶いておくくらいですから、子どもでも作れると思います。
もしも、大人が食事の用意をしてあげられないときに、インスタントのみそ汁がない場合は、子どもにこのみそ汁の作り方を教えておくと、いいかもしれないですね。

手抜きみそ汁のデメリット
作り始めた頃は、塩分調整が上手くできなくて、しょっぱくなってしまったり、逆に味が薄くなりすぎたりしていました。
しかし、薄い場合は少しずつ味噌や出汁を加えて調整できるので、薄い分にはデメリットというほどのことはないですね。
しょっぱい場合は湯を足しますが、分量が多くなってしまうので、慣れないうちは薄めに作るのがおススメです。

それから、味噌の味を具材に馴染ませたい場合は、この作り方は向いていません。
レンジで温めた具材に、多少の塩味を付けておく必要があります。
ただ、私は野菜のダイレクトな味もそのまま楽しんでいます。
料理の手抜きは、味付けの省略も込みなのです(笑)

ひと手間加えたいときは
手抜きみそ汁を美味しくする方法として、塩分の調整はもちろんですが、味噌を湯で溶く前に少しあぶるとコクがでていいらしいです。
具材も、先にサッと塩ゆでするとか、乾燥物であれば炒っておくとかの手間を加えれば、きちんと作ったみそ汁に負けないくらい美味しくできあがるとのことです。
まあ、私はしませんけどね(笑)


今回は、私の手抜き飯のひとつ、みそ汁の作り方をご紹介しました(笑)
紹介するほどでもないですが、こういうちょっとしたことを手抜きするだけで、私はかなり精神的に楽になりましたし、調理時間の短縮にもなりました。
もしも、料理を作るのが苦痛だけど、米飯にはみそ汁を絶対に付けてほしいと家族が望んでいるのであれば、こっそりこのように手抜きみそ汁を作ってみるのもいいですよ(笑)
まあ、いちばんいいのはインスタントみそ汁を出しても、家族が文句を言ってこないことなのですけれどね。
ちなみに、私の母はインスタントでも大丈夫ですし、父もインスタントみそ汁はいろいろ種類を楽しめるので、大好きでしたよ(笑)
ただ、コストがかかるので、家計を気にする場合は手抜きみそ汁がいいです(笑)