マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

処分したいCDやDVDが大量な人へ

2020-03-24 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
モノが家中に溢れているけれど、全て処分してスッキリしたい、と思っている人で、特にCDやDVDや書籍(全ジャンル)が大量にある人に、これだけは言っておきたいことがあります。
それは、

 たった今から少しずつ手放せ

私、この記事を書いている時点で51歳なのですが、あと1ヶ月ほどで52歳になります。
その52歳の私が、今回大量のCDとDVDを処分することにしたのですが、まあ、それはもう大変でした(苦笑)

今回は、私が感じた処分することの大変さを、お届けします(笑)

CDとDVDを処分することにしたきっかけ
これまで、ちらちらとCDとDVDを手放すことにした話をしてきましたが、ここで一度、処分する気持ちになった経緯を振り返ります。

もともと、性格がミーハーなので、ジャンル関係なく好きなアーティストのCDを始めとして、DVDグッズ、出版物などを集める、いわゆる収集癖があります。
ですから、好きなアーティストが30周年だの35周年だのを迎えるほど活躍年数が長いと、それなりにCDその他のモノが、年数経過とともに増えてきました。

しかし、この一年間ぐらいで、もうグッズなどは持っている必要はないだろう、という気持ちになることができ、それらのモノは、一部まだ残っていますが、ほぼ処分しました。
必要ないと思えるようになったのは、単純に気持ちの持ち方を変えたからです。

活躍しているアーティストのグッズを持っていることは、ファン同士の間ではステイタスになります。
また、グッズを持っていることで、私はファンですよ、という証明書になったりもしますので、同じアーティストのファンの方とは、初対面でもスムーズにコミュニケーションをとることができます。
そして、何よりも、CDとグッズを正規ルートで購入することは、アーティストの生活と活躍を支えることになるので、ファンは惜しみなく購入し続けるわけです(笑)

私も、もちろんそう考えて、今まですべてのCDを購入してきましたし、ライブグッズや出版物なども、自分の懐が許す範囲で揃えてきました。
ただ、昨年くらいから、母が着ていない服や使っていないモノを処分し、1年弱で大型収納家具を8台を手放し、不要品の処分に勢いが付き始めて、家の中が徐々にスッキリし始めて、自分の中でも変化が起き始めました。

私は、他人に厳しく自分に甘いところがあり、好きなアーティストのCDやDVD、グッズなどは、持っているだけでも幸せだと思っていたので、処分しなくても、まあよしとしよう、などと思っていました。
しかし、母のモノを処分して、共有のモノ(いわゆる生活用品)も、どんどん間引いて、ふと気が付くと、自室がいちばんモノが多い状態になっていたことに、気がつきました。

そうなると、母には処分するように説得したくせに、自分は何なのだろう?という気持ちが湧いてきて、次に、そもそも今この部屋の中を、いちばん占領しているのは、何だろう?
と考えたときに、趣味で集めたモノで溢れかえった部屋であることに気がつきました。

これでは、いかん!
と、気が付いた日から、とにかく趣味のモノひとつひとつと向き合いながら、いろいろと考えた結果、どうせ私が旅立ったら、赤の他人が捨ててしまうのだから、まだ気持ちがあるうちに、自分で手放そう、と考えるようになりました。
そして、現在の自室の状況は、部屋の角に趣味のモノがこじんまりと納まる程度まで、減らすことができました。
まだ、残っていますが、これらも近いうちに手放せるように頑張ります(笑)

さて、グッズ類は減らしたモノのCDとDVDと出版物が、まだ大量に残っていました。
出版物については、割と未練なく処分できましたが、問題はCDとDVDです。
処分をためらっていた理由は、自分の音楽を聴くスタイル。
デジタルデータ音楽専用の携帯用プレイヤーを持っていない私は、CDそのものをプレイヤーにセットして聴くことが習慣化していました。
といっても、持ち歩くわけではなく、車で音楽を聴く際に、わざわざCDを持ち出しては、車の中で聴いていました。
なので、いざ車中で音楽を聴きたいときに、CDがないと聴けないわけです。
わざわざ、プレイヤーを買うのは面倒くさいし、スマホは容量が小さいモノを使っているので、持っているCDを全てインストールするのは無理なので、ずっとCDを直接聴くという習慣を変えられずにいました。

このような理由で、ずっとCDは手放せないな、と思い込んでいたのですが、先日ふと、車中で音楽を聴いていない自分に気がつきました。
というのも、仕事をやめて車通勤しなくなり、家ではわざわざCDを取り出して音楽を聴くことをしなくなっていたのです。
かといって、音楽を聴きたくなくなったのかといえば、そうでもないので、どうせ聴く機会は家の中だけだ、と思った瞬間から、持っていたCDを全てパソコンへ取り込むことにしました。

取り込みが全て済んだ時点で、さて、本体を処分しなくては、と思うのですが、やはり迷いが出てきました。
そして、さんざん考えて至った結論が、配信サービスから購入しても、アーティストの応援はできるし、きちんと売り上げにも貢献できるから、あとは自分次第だな、というところでした。
そして、ついに、全て手放しても私は大丈夫、音楽が配信されている限り、今手放してもまた手に入れる機会はある、だから一度全て手放そう、と思える状態になりました。

CDとDVDの処分方法
前置きが、長くなってしまいました(苦笑)
それだけ、今回CDとDVDを処分するに至るまでの苦悩が自分なりにあったので、お許しください。

さて、CDとDVDの処分を決めてから、今回はただ捨てるのではなく、宅配買取サービスを利用してみようと、少し前からこちらのブログでも書いてきましたが、昨日の捨て曜日に、やっと申し込みをして、CDとDVDを箱詰めしました。

DVDに関しては、最初全部一度見直してから処分する、と言っていたのですが、2日ほど前になぜか
「もう、みないで処分してしまおう」
という境地になりました(笑)
理由は、全部視聴するには、時間がかかりすぎるから(苦笑)
どうも、DVDを視聴する時間よりも、今テレビで放送している番組の方を優先してしまうし、そもそも今まで見ようともせずに、ずっと置きっぱなしにしていたのに、いまさら視聴時間を取るのは、習慣的に難しかったようです。
最初の10枚ぐらいまでは、懐かしさやライブへ行った際の記憶が甦って、楽しかったのですが、中断して他の用事に取り掛かることが徐々に増えて、20枚ほど消化したあたりで、次のDVDに手が伸びなくなりました。

この時点で、よし!今が宅配買取サービスに申し込むチャンスだ!と感じ、昨日ドラッグストアにある段ボールを貰ってきて、午後から箱詰め作業に取り掛かることにしました。

ちなみに、ドラマや映画のようなストーリーDVDは、残しました。
私、ライブDVDを鑑賞するよりも、ストーリーの方が好きみたいです。

CDとDVDとの闘い
数えてはいませんが、CDとDVDは合わせて200枚以上はあったかもしれません。
主に、2組のアーティストのアルバムやシングルですが、数枚違うアーティストのモノも混ざっていました。
それらも、すべて処分です。
ただ、買取不可品だけは送れないので、それを確認するところから始めました。

処分すると決めてから、保管は収納スツールにして、クローゼットの中に入れていましたが、まず、クローゼットの中に入れるときが、結構重たくて大変でした。
今回は、出したわけですが、当たり前のように重たい(苦笑)
それを今度は、送付用の段ボール箱へ詰め替えなければいけません。

もうね、スツールから段ボール箱へ移すだけでも、イレギュラーサイズのパッケージに悩まされて、うまい具合に納まりません。
何度も試行錯誤しながら、なるべく隙間ができないように、詰めていきます。
1箱25キロオーバーは、引き取ってくれないそうなので、重量オーバーにならないように、2箱に分けることにしたのも、上手く納まらない原因のひとつです。

いろいろと頭を悩ませながら、最終的には緩衝材にするチラシやフリーペーパーで都合をつけて、やっと詰め終わりましたが、今度は1箱の重量を、念のため確認しなくてはいけません。
我が家には、荷物を量るための秤はないので、箱を持って体重計に乗り、そのあと箱を持たない状態で体重を量り、メモリの差で重量確認。
結果、1箱14~15キロでしたが、まあその15キロ弱の荷物を持ちあげることが、まず大変でした。
体力も腕力もない51歳、そんな重たい荷物を持ち上げるだけでも、身体にかかる負担は半端ありませんよ(苦笑)
これが、若いころだったら、もっと楽々持ち上げられてたと思うのですが、寄る年波には抗えませんでした。

荷物の重量を量り終わったら、足腰腕に疲労感が広がり、もう何もしたくなくなりましたね(苦笑)
しかし、まだやることが残っています。
それは、詰め終わった箱を、宅配集荷日まで邪魔にならない場所へ移動させておくこと。
重たすぎるので、箱は玄関に一番近い私の自室に置いてありますが、すごく邪魔(苦笑)
おかしな話です。
好きなアーティストのCDとDVDが入っているのに、箱に詰めて処分する状態にしたとたんに、邪魔に感じるなんて。
結局、私が満足したかったのは、その音楽そのものであって、形(CDやDVD)ではなかったのだな、としみじみ実感しております(苦笑)

処分する際は少しずつがおススメです
今回、私は一度に全部手放そうとしたので、重たさと荷物の大きさに悩まされていますが、もし、ゆくゆくはスッキリさせたいかな、と思っている方がいらっしゃったら、悪いことは言いません。
少しずつ、手放すようにしてください。

今回、私が利用する宅配買取サービスでは、買い取り品5点以上から、送料が無料(先方負担)になります。
私のように、大量に持っている場合は、最低ラインの作品数だけを、数回に分けて送った方がよかったな、と後から思いました。
まあ、早く部屋の中をすっきりさせたいという気持ちが強かったので、一度に全部出すことにしたのですが、おススメする方法は、とにかく少しずつです。

これは、出版物にも当てはまりますが、20個くらいを境に、CDもDVDも急に重たさを感じるようになります(笑)
体力的な自信があったらいいですが、そうではない人もいると思いますし、なにより重たいモノをあちこち移動させるのは、体力があってもしんどいです。
持ち込みするにしても、ごみに出すにしても、重たさは普遍的ですからね。
どういう方法を取ろうが、CD、DVD、書籍類は、自分が持ち運べる程度に溜まってしまった時点で、手放すことを検討したほうがいいと思います。

そして、手放すと決めたら、新しいCDやDVDは、もう買わないと決めた方がいいです。
買ってもいいですが、20枚を超える前に、手放すことをおススメします。
もう、本当に大変なんですよ、大量のCDとDVDを処分するのは(苦笑)

まだまだ残っているモノ
ドラマや映画のDVDを残したと言いましたが、漫画や小説も、まだ残っています。
趣味で集めたグッズも、一部残っています。

書籍に関しては、ある程度時間が経過したら、ブックオフに持ち込むと決めているので、あまり張り切って処分することは無くなったのですが、他のモノは自分の気持ちが固まり次第、処分したいと思っています。
それでも、なかなか手放す決心がつきません。

ただ、最近になって思い入れって結局何だろう?と考えるようになりました。
あと少しで、自分の中で答えにたどり着けそうなのですが、たどり着けたら、きっと思い入れのあるモノも処分できるようになると思います。
そのチャンスが、来るまで、とりあえず思い入れのあるモノは、そのままにしておこうと思います。


今回は、話がめっちゃ長くなってしまった割には、結論が当たり前すぎて自嘲しています。
CDやDVDを処分したいと思っている人に、私のススメが届くといいのですが(苦笑)
とにかく、モノを処分する際は無理せずに、まず自分の身体を思いやってあげてほしいです。
私も、今後は無茶をしないように、気を付けたいと思います(笑)


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