マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

アレルギーの話

2020-02-26 | 日々の暮らし
私は、今までアレルギー検査を受けたことがありません。
しかし、昨夜のテレビ番組をみていて、受けておいた方がいいかもしれない、と感じました。

疑わしきアレルギー物質
思い返せば、あれはアレルギー反応だったのでは?と思うようなことが起きたのは、30代の頃でした。
これまで、自分にはアレルギーなどないと思いながら暮らしていたので、身体に異変が起きた際は、疲れやストレスで体調不良になっているだけだと思っていたのですが、最近になって本格的なアレルギーかもしれないと思うようになってきました。

昨夜のテレビ番組では、アレルギーによるアナフィラキシーショックを起こして死亡した事故例や、かろうじて処置が早かったために命が助かった事例が特集されていました。
スタジオゲストの方々も、アレルギー検査は受けていないけれど、もしかしたらそうかもしれない、というアレルギー物質がありました。

私にも疑わしきアレルギー物質がいくつかあります。

 ・ウニ
 ・いくら
 ・たらこ(辛子明太子)
 ・ニンニク
 ・化学繊維
 ・アルコール(ほぼ確実)
 ・花粉
 ・一部の金属

あと、アレルギーではないと思うのですが、煙に弱いです。
たばこの煙もそうですが、お線香の煙や焚火の煙も、喉や鼻の粘膜をやられます。
なので、歩きたばこや車の窓を開けて運転しながらたばこをふかしている方に対しては、憎悪の念が湧きます(苦笑)

ウニ、いくら、たらこ(辛子明太子)、ニンニクに関しては、どれも食後に共通した症状が出ます。
それは、食べてから2時間ほど経過した頃に、胃の激痛から始まり、さらに時間が経過すると、今度は腹痛を起こす、という症状です。
30代の頃に、初めて経験した症状がこれで、つい数年前に、アレルギーを疑うようになりました。

とはいえ、もしかしたら疲れているだけかもしれない、もしくは寄生虫のアニサキスがいたのかもしれない、と思ったので、結構ネットで調べましたね。
というのも、胃の激痛と腹痛以外は、アレルギー反応らしき症状が出なかったからです(まあ、便の状態が悪くはなったりはしますが)
吐き気もない、蕁麻疹も皮膚のかぶれもない、部分的に腫れることもない、ただただ胃の激痛が起こるだけという状態だったので、胃の病気も疑いました。
しかし、ネットで調べていくうちに、アレルギー反応として胃痛や腹痛が出る場合もあるらしく、現時点では半々の確率でアレルギーかもしれないと思っています。
まだ疑い段階ですが、対策として、ウニ、いくら、たらこ(辛子明太子)は魚卵系なので、他の魚卵も含めて、なるべく口にしないようにしています。

ニンニクについては、香りづけ程度の少量ならば、胃痛にならないようなので、もしかしたら胃の粘膜が弱いだけかもしれません。
ニンニクの殺菌力が強すぎると、胃粘膜が炎症を起こすことがあるらしいので、胃の許容量を超えなければ大丈夫と判断して、外食の際はニンニクの塊やスライスは避けますが、ニンニクを使った料理は食べています。
しかし、これもしっかりと検査してもらっておいた方がいいですよね。

化学繊維については、年齢を経て皮膚が乾燥しやすくなったことも起因しているようです。
症状としては、二の腕や足の脛のかぶれで、空気が乾燥し気温が低い日が続くと、必ず出るようになりました。
ざっくりいうと、冬限定の症状ですが、春先でも気温の低い日が続くと、症状が出ます。
40代前半くらいまでは、まったく出なかった症状なので、老化のひとつなのだと思います。

対策として、所有している服を綿100%のモノに随時切り替えています。
一部の機能性衣類は、綿素材の商品がないモノもあるので、それ以外は全部綿素材になる予定です。

アルコールアレルギーについては、数年前に受けた健康診断の採血時に、アルコールアレルギーはないですか、と聞かれたことがきっかけで、判明しました(笑)
聞かれたときは、どのような症状がアルコールアレルギーなのかが解らなかったので、それはどういう症状が出ますか?と質問したところ、アルコール綿で拭いた箇所が赤くなる、お酒を飲むと顔が赤くなる、などがアレルギー反応だと言われました。
ドンピシャです(笑)
お酒を飲み始めたころ、たしかに顔が真っ赤になっていましたし(30代頃から無意識にセーブはしていましたが)、アルコール綿で拭いた箇所や香水をつけた箇所が真っ赤になっていましたから、そのときにやっとアレルギー反応だったことを理解しました(苦笑)
ちなみに、調味料として使われているお酒は、調理時の加熱によってアルコールが蒸発するので、酒を使った料理は食べられます。

花粉は、よくわかりません。
何故なら、春になっても秋になっても、一般的な花粉症の症状が出ないからです。
ただ、鼻の粘膜が弱いので、慢性鼻炎ではあるようで、一年中ちょっとしたことで鼻水が出ます(苦笑)
それ以外は、くしゃみも目やのどの粘膜のかゆみもないので、発症する直前なのかもしれませんね。
よく例えられる、コップの水があふれるイメージでいうと、まだ7分目か8分目の可能性はあると思います。

金属については、汗と反応しているのかな、と思っていて、夏場にアクセサリーや金属バンドの時計をしていると、接触部分が赤くなったりかゆくなったりする頻度が多いです。
私はピアスを付けているのですが、ピアスに関してはかぶれるモノと大丈夫なモノとがあるようです。
おそらく、ピアスホールは汗をかかないためだと思います。
それでも、今まで購入したピアスの中には、付けて数時間でかゆみが出るモノもあったので(すでに処分済み)、ホール部分が金やシルバーの製品を選ぶようにしています(この2種は比較的かぶれない)

アレルギーが多い、あるいは症状が重い人への配慮
私には、はっきりとしたアレルギー症状がないのですが、疑いがあるモノだけでも、結構気を遣って生活しています。
アレルギー症状が多い人や症状が重たい人は、私の何十倍も気を遣いながら、大変な思いをしながら生活をしていると思うと、少しでも快適な暮らしができるように、アレルギー対策をした食品や製品が増えたらいいな、と思います。

以前、脂肪味改善ダイエットに挑戦した時は、禁忌食品が結構あったので、選択肢が狭まって買い物に苦労しました。
アレルギーの人は、選択肢がもっと減ってしまうのですから、本当に大変だと思います。
また、含まれている成分を知らずに口にしたモノで、重たい症状が出てしまったら、命が脅かされる危険性がありますから、口にするモノには神経を使うと思います。

あるお笑い芸人の方は、いろいろな食べ物のアレルギーがあり、その食べ物と同じ科目の植物もダメなので、外を歩くだけでも気を遣うと言っていました。
また、マンホールや排気口も危険なのだとか。
舞い上がる煙やほこりや空気の中に、アレルギーを起こす成分が少しでも混ざっていると、症状が出てしまうそうで、そうなると、本当に街歩きも自然の中を歩くのも難しくなります。
幸い、この芸人の方は、肉類のアレルギーがないので、栄養は肉で摂取しているそうですが、イネ科の食物は全滅らしいので、米もパンも食べられないとのこと。
また、野菜も魚もダメらしいので、何も知らない人から見たら、肉だけを食べる偏食家に見えるかもしれませんね。

でも、本当にアレルギーの怖さを知らない人の中には、食べられない人に「わがままだ」とか「食べず嫌いだ」とか「気のせいだ」とか、勝手なことを言って、食べることを強要してくる人もいます。
また、食べることを強要してこなくても「食べられないなんてかわいそう」とか「こんなおいしいモノが食べられないなんて」とマウントを取ってくる人もいますね。

かくいう、私も自分にアレルギーの疑いがあると自覚するまでは、そういう軽はずみなことを言っていたかもしれません。
強要をしたことは一度もないのですが(自分も強要されると不愉快なのでしません)、マウントを取るような発言はしたことがあるかもしれないと思うと、相手に対して申し訳なかったと思います。

今は、アレルギーが大変なことだと理解しているので(と言っても、まだ理解が足りないとは思いますが)、本人がアレルギーだと言えば、なるべくその人が食べられるモノがたくさんあるお店に誘ったり、お土産にも気遣いするようにしました。
しかし、世の中のアレルギーに対する理解や配慮は、まだ充実しているとは言い難く、学校などのような集団生活をしている場所では、理解が乏しいために、悪ふざけで無理やり食べ物を口に入れられたりする事例も、たまに聞こえてきます。
アレルギーとは関係ないですが、小学校教諭による同僚へのパワハラで、激辛カレーを無理やり食べさせたり、目にかけたりした事件がありましたが、被害者の教諭にスパイスや小麦粉のアレルギーがあったら、命にかかわっていたはず。
まあ、このニュースはアレルギーへの配慮以前の問題ですが、もし悪ふざけで食べられないモノを無理やり食べさせたりしたことがある方は、今一度命の危険性も含めて、アレルギーのことを知ってほしいですね。

あと、昔はアレルギーなんてなかった、という年配者の方が一定数存在しているそうですが、昔からアレルギーはあったと思いますよ。
昔の死因で、原因不明なモノの中には、アナフィラキシーショックだったのでは?と思われる症状もありますから。
ただ、当時はアレルギーそのものがよく知られていなかったから、何かの呪いだとか、神様からの罰が当たっただとか、魑魅魍魎に憑依されただとか、そういった判断になり、結果として「アレルギー」が記録されていなかっただけだと思っています。
なので、もし本気で「昔はアレルギーなんてなかった」と思い込んでいる人がいたら、今すぐにでもその認識を改めてほしいですよね。


ここ最近、視聴したテレビ番組でアレルギーを取り上げていることが多かったので、今回はアレルギーの話を綴ってみました。
私自身は、まだ確定した症状がないので、偉そうなことを言える立場でもないのですが、全く知らないよりは、少しでも知っておくことが、自分の健康も、人の命も守ることに繋がると思うので、気になった症状はなるべく調べるようにしています。
そして、食品売り場にアレルギーに配慮した商品がもっと増えたらいいのにな、と思う今日この頃です。


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